...ジョリイの尊ぶ可き著述『日本の芸術に於る伝説』には...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「清潔」「清寂」を尊ぶ茶人の心にも...
高神覚昇 「般若心経講義」
...自己に痛切なものを尊ぶやうになる...
田山録弥 「社会劇と印象派」
...そのように尊ぶ事件であつたろうか...
蜷川新 「天皇」
...旧(ふる)い秩序と常識を尊ぶ方々からは...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...もつとも高潔清廉の氣風を尊ぶのは...
萩原朔太郎 「青猫」
...おれはもうおれ自身を尊ぶことができなくなってしまうだろうと思う...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...地獄の神々を恐れ尊ぶ人々の一致せる賛同を得たりというは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼はみずから尊ぶこととみずからあなどることは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの茶人たちが一つの貧しい器にさえ「七つの見処」を数えたその眼の深さを私は尊ぶ...
柳宗悦 「工藝の道」
...そうして購う人にも在銘のものを尊ぶ習慣がますますつのる...
柳宗悦 「工藝の道」
...後者をのみ尊ぶ風習を醸(かも)しました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そうして誰々の作ということを尊ぶようです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...之なくんば尊ぶに足らざる也...
山路愛山 「明治文学史」
...まだ尚武の風のあった寛永気質(かたぎ)を尊ぶ者などは...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...殊に純潔を尊ぶ剣は曇ってしまう――と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...価値高きものを尊ぶことを知らねばならぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...米と肉と野菜とで養う肉体はこの尊ぶべき心霊を欠く時一疋の豕(ぶた)に過ぎない...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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