...そして尊い...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...しかしただ古い物ばかりが尊いとする人々の言(げん)を容(い)れて...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...尊い仏像は三体も集った...
海野十三 「奇賊悲願」
...この瞬間ほど尊い兄の前に手を突いて...
橘外男 「仁王門」
...――といふ言葉は尊い...
種田山頭火 「其中日記」
...貰ふといふことは有難いよりも尊い私には貰ふ資格はない...
種田山頭火 「松山日記」
...かの女は有難(ありがた)いやうな尊いやうな悲しいやうな涙の溢(あふ)れて漲(みなぎ)つて来るのを感じた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...尊いものの様に撫(な)ぜさする...
富田常雄 「面」
...萬世一系の皇室を戴いて居ると云ふ事が大變尊いと云ふことを云つたのと問題は異ひますけれども...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...印度(インド)の尊い仏画にあるような...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...仏陀の御名(みな)に祈りましょう」美しくも尊い女は...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...尊い自己犠牲があることを知るべくもない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...同時にまたそれほどしんから真実賭けたるところの私にとっては尊いありがたい落語家稼業なのだ...
正岡容 「小説 圓朝」
...友子さんは真個にそう云う尊い立派な心を持っているのでしょうか...
宮本百合子 「いとこ同志」
...今考えると若い時の情熱を尊いものに思える...
柳宗悦 「四十年の回想」
...自身の生命を投げ出すことに優る尊いものはないと...
横光利一 「我等と日本」
...我々の旅行は思ひも寄らぬ尊い收獲をもたらしたものである...
吉江喬松 「山岳美觀」
...その意力や體力は尊いものだ...
吉川英治 「折々の記」
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