...人道にかなった尊いことをしたいのなら...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...万一の場合の参考にする」尊い博士の手記であった...
海野十三 「地球を狙う者」
...為作は怖いような尊いような気がして...
田中貢太郎 「放生津物語」
...マブーフ氏はその子供らしい尊い謹厳さをもって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...さうして其傳授の至つて尊いことは...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...尊い生命だ、よく生きていてくれた...
永井隆 「長崎の鐘」
...尊い生命がこんなに簡単に処理されて果たしてよいものであろうか? 板片に鉛筆で小さな墓標を書いて立てた...
永井隆 「長崎の鐘」
...一言も世間の礼儀の挨拶もなくて別れられたのは如何にも尊いことだと感心した...
中里介山 「法然行伝」
...尊い土に無礼なことはやめよ!ファレイドゥーン*の指やケイホスロウ*の掌(てのひら)をろくろに取ってどうしようてんだよ?71壺つくりの仕事場へ来て見れば...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...すぐその尊い場所を見せてくれ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...(ルカヌス)(a)だが皇帝・大元帥・という尊い位にある者にとっては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だんだんに神と尊い方のお子様の他には使わぬことになり...
柳田國男 「日本の伝説」
...尊い学問です」そうして滔々(とうとう)となにか饒舌(しゃべ)りだした...
山本周五郎 「桑の木物語」
...それゆゑに尊いのだし...
吉川英治 「折々の記」
...本来は支那の――この国のもっとも尊い色であるはずの黄土の国色も...
吉川英治 「三国志」
...尊いおっ母さんでござります...
吉川英治 「新書太閤記」
...尊いものがあるか分りますまい』『だまんなさい...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...あんなに幾多の尊い人血をながしたのだろうか...
吉川英治 「旗岡巡査」
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