...片々(へんぺん)なる疑心暗鬼の煩(わずら)いから超脱する事は甚(はなは)だ尊い...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...素盞嗚尊を流刑にすることゝ天照大神に出ていたゞいて世間を明るくすることゝを決議しました...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...日頃兄のように尊敬している艇夫の鳥原青年が通りかかったのでいそいでこえをかけた...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...且つ尊親夫婦は最も喰味(しょくみ)の調理に意を用いて...
関寛 「関牧塲創業記事」
...それは魚容の胸中の尊い秘密として一生...
太宰治 「竹青」
...申迄もなく犧牲は尊い事で御座いますが...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...これに望むに雪山苦行の釈尊をもってし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...悉(ことごと)く観音力と申す事尊大に陳べてこれ有り候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...尊重すべきものではない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...其最親の人の最も尊敬し最も親愛する老父母即ち舅姑のことなれば...
福沢諭吉 「新女大学」
...帝王の尊嚴威力を論じて之を一國の緩和力と評したるものあり...
福沢諭吉 「帝室論」
...日本の政府も自由を尊重する政府でなければいかん...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...この方を一そう尊重する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...後者をのみ尊ぶ風習を醸(かも)しました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...――尊氏が創痍(そうい)の舟軍をひきつれて...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏もいくたびとなく...
吉川英治 「私本太平記」
...何か尊いものに心を打たれたが...
吉川英治 「親鸞」
...一尊仏だった弥陀を来迎の弥陀に変化させたのです...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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