...思ふに過分なる尊敬は僕のやうな者に對して準備された新しい十字架だ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...足利尊氏は洛西等持院の境内にあった一本の松をこの上もなく愛していた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...仏陀釈尊はわれわれに教えています...
高神覚昇 「般若心経講義」
...クリストフはフランス文学を自分よりよく知ってる人たちをごく尊敬して...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...個人の人格を尊重し主張する...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...煙波、渺々(びょうびょう)たる海の面、埋まったりや、数万艘、二引両、四目結、左巴(ひだりともえ)に、筋違い、打身に、切疵、肩の凝り、これなん、逆賊尊氏の兵船...
直木三十五 「南国太平記」
...天竺(てんぢく)傳來の大した御本尊ですぜ」「――」「像は子供ほどの大きさで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自然の盲目的抵抗は神の尊嚴と榮光とに變はるであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...弟橘媛(おとたちばなひめ)が日本武尊(やまとたけるのみこと)のために...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...益其尊嚴神聖を仰ぐに至る可きなり...
福沢諭吉 「帝室論」
...乃公(おれ)の國は尊い...
福澤諭吉 「明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説」
...「今に莫迦を見るから」などと云ふ風に此方ばかりの手前勝手な自尊心を目安にした冷笑のみですが...
牧野信一 「砂浜」
...(パクヴィウス)(a)あの昔の人の尊敬した哲学者たちにいたっては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...直義」尊氏はそういって...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏討伐の総帥(そうすい)たる左中将義貞は...
吉川英治 「私本太平記」
...この儀も確(しか)と尊氏どのへお伝えあるがよろしかろう...
吉川英治 「私本太平記」
...朝廷がた、尊氏がた、その内部勢力は、ま二つに割れていた...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏も心をくだいたことだろう...
吉川英治 「私本太平記」
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