...私の専門とする軍事科学の貧弱ながら良心的な研究により...
石原莞爾 「最終戦争論」
...その専門とする学問はなに学でもよい...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...自然を研究することを専門とする博物学者の間にもはなはだ広く行なわれているようであるが...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...続いて従来衛生学を専門とする学者からも...
丘浅次郎 「進化論と衛生」
...私は自分の専門とする古羅馬艦船の模型にでも接したかのごとき錯覚に捉えられざるを得なかったのであります...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...呑気(のんき)で喧嘩ずきなアイルランド人(アイリッシ)が専門とする一種の哲学的浮浪人...
谷譲次 「字で書いた漫画」
...各自が専門とする部門が斯学(しがく)全体の中の一小部分であることをいつか忘れてしまって...
寺田寅彦 「学位について」
...学生と云う特別な層があって夫が独自な足場や観点を提供すると思うなら恐らくそういう学生はこの支配者社会に於て最もよく飼い馴された処の「学生の本分」を専門とする処のものだろう...
戸坂潤 「学生の技能と勤労大衆」
...その専門とするところの兵器...
中里介山 「大菩薩峠」
...娯楽を専門とする者が生じた...
三木清 「人生論ノート」
...村を決してその工業を専門とする工村にはせず...
宮本百合子 「新しい婦人の職場と任務」
...或る法学を専門とする人は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その社の専門とする品しか取扱わない...
山本周五郎 「季節のない街」
...芸術の神を冒涜する事を専門とする反逆芸術であった...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
...芸術の守護神を冒涜する事を専門とする反逆芸術である...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...従ってその専門とする器楽の演出の...
夢野久作 「能とは何か」
...それぞれを専門とする上方訛(かみがたなまり)の商人の声が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...これは一つには美術史を専門とする仲間と一緒であったということにもよるであろうが...
和辻哲郎 「四十年前のエキスカージョン」
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