...平氏政権は、源氏との合戦(治承・寿永の戦い)により滅ぼされた...
...平氏は、福原の遷都を、掉尾の飛躍として、治承より養和に、養和より寿永に、寿永より元暦に、天暦より文治に、円石を万仞の峰頭より転ずるが如く、刻々亡滅の深淵に向つて走りたりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...時実に寿永三年正月二十日...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...寿永革命史中、経世的手腕ある建設的革命家としての標式は、吾人之を独り源兵衛佐頼朝に見る...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...挙兵なされて間もない寿永元年には...
太宰治 「右大臣実朝」
...寿永では古い、平家没落の頃だ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...見直すと寿永に見えた...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...寿永元暦の頃の源平の乱によって命を落したものの供養をするといって俊乗房が興福寺...
中里介山 「法然行伝」
...既に前にもほととぎす治承寿永の歌を出したが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...寿永(じゅえい)という風雲乱世は...
吉川英治 「親鸞」
...寿永の世にわたって...
吉川英治 「親鸞」
...(二八・九・六)*寿永二年は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...しかも寿永二年、三年という破局的な政変と戦乱の時潮にあたって、義仲といい義経といい、後白河といい頼朝といい、まるである天才的な作家が頭でこしらえたような人物が、自らその時代的役割のなかに配されているのは、なんといっても、じつにおもしろいことである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...同年(寿永二年)の閏(うるう)十月下旬頃...
吉川英治 「随筆 新平家」
...年表にも見える「寿永二年三月...
吉川英治 「随筆 新平家」
...数世紀前の寿永四年春と...
吉川英治 「随筆 新平家」
...まったく別天地となった寿永終戦の翌日からのことを書く...
吉川英治 「随筆 新平家」
...相引川というのでして……」と頃(ころ)は寿永二年の平家都落ちから始まって元暦二年の屋島...
吉川英治 「随筆 新平家」
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