...よくもまあかの恐るべき金星超人X大使と対等に張り合っていたものである...
海野十三 「地球要塞」
...対等には三吉にしゃべらせないのが眼にみえていたからだった...
徳永直 「白い道」
...だからこの唯物論とこの日本主義とを対等に並べて...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...私達は対等に御話が出来るわけです...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...対等に感謝してよいわけです...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...それが欠けていることか! (色々な意味で)対等に話すことの出来る仲間...
中島敦 「光と風と夢」
...太平洋人種の中で私と対等にマックス・ミューラアを論じ得る唯一の人物...
中島敦 「光と風と夢」
...自然を人間と対等に取扱ったのである...
夏目漱石 「コンラッドの描きたる自然について」
...学者との交際が対等になった...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...こんなふうにしてKと対等に話すために...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...彼が私にたやすく対等に振舞っているのは...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...こんどこそ対等に...
山本周五郎 「さぶ」
...七の少年を対等に尊敬し...
横光利一 「欧洲紀行」
...お前は良人(をつと)の伴侶(はんりよ)として対等に何(なん)の問題を語り得(う)るか...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...併せて対等に社会に立つて活動せよ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...家庭に於ても対等に正直と賢明と勤勉と慈愛とを示して其(その)子女の模範とならねばならぬ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...黒地に蔦(つた)つなぎを白抜きした狩衣はその背を初めて客と対等にして...
吉川英治 「私本太平記」
...飽くまで信長と対等にいることだった...
吉川英治 「新書太閤記」
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