...団十郎が井侯をお伴(とも)にしないまでも切(せ)めては対等に交際して侯伯のお伴(とも)を栄としない見識があって欲しかったといった...
内田魯庵 「四十年前」
...対等に戦うのでなくっちゃ...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...往来でさえどうしても対等になれないのを...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...私達は対等に御話が出来るわけです...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...対等に感謝してよいわけです...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...対等に扱われなければならない...
蜷川新 「天皇」
...そして本当に男子と対等にするためには...
野呂栄太郎 「十月革命と婦人の解放」
...こんなふうにしてKと対等に話すために...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...対等に剣を交えるだけの自信は充分にあった...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...七の少年を対等に尊敬し...
横光利一 「欧洲紀行」
...対等に近い和議を容(い)れたのも...
吉川英治 「剣の四君子」
...主客対等に話そうとする心もちが...
吉川英治 「剣の四君子」
...黒地に蔦(つた)つなぎを白抜きした狩衣はその背を初めて客と対等にして...
吉川英治 「私本太平記」
...誰とでも対等になって働く青年じみた感情は...
吉川英治 「新書太閤記」
...対等に視(み)られることさえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...対等には戦えまい...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...平家方たる自軍と対等に...
吉川英治 「源頼朝」
...子どもと対等になる気など毛頭ない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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