...彼と対座して意見を交換した...
...対座する機会が少なくなった...
...対座の場が設けられた会議では、議論がはかどった...
...いつもの対座に出かけたら、友人が待っていた...
...対座の相手に適切な敬意を示すことが大切だ...
...顔を見合せるのも憚(はばか)って対座していた...
有島武郎 「星座」
...もうてんから打ちとけて対座した...
伊藤左千夫 「廃める」
...子どもを抱(だ)いたまま老人と対座(たいざ)した...
伊藤左千夫 「老獣医」
...漸(ようや)く対座して十分かソコラで用談を済ますと直(す)ぐ定(きま)って...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...部屋の真中に立っている服装正しい博士と対座した...
海野十三 「大使館の始末機関」
...主客が又以前の食堂に対座した時は...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...しばらくだまったまま対座していたが...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...ささやかなサロンで比露子夫人と対座(たいざ)した...
大阪圭吉 「花束の虫」
...こうして青扇と対座して話合ってみるに...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...対座するにはどちらも堪へきれないのである...
種田山頭火 「其中日記」
...私は英子と暫く苦しい対座を続けた...
豊島与志雄 「運命のままに」
...客間に対座したのだったが...
豊島与志雄 「立枯れ」
...面と向って対座している...
夏目漱石 「虞美人草」
...独身の余と未婚のこの妹と対座して話す機会はとてもない...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...客間に対座するとすぐ...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...人と対座するばあいには...
山本周五郎 「山彦乙女」
...それから正木博士と対座して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...伊那丸と園部一学(そのべいちがく)がそこに対座(たいざ)したとき...
吉川英治 「神州天馬侠」
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