...彼と対座して意見を交換した...
...対座する機会が少なくなった...
...対座の場が設けられた会議では、議論がはかどった...
...いつもの対座に出かけたら、友人が待っていた...
...対座の相手に適切な敬意を示すことが大切だ...
...澄子と対座していた房枝が...
大阪圭吉 「銀座幽霊」
...寺院の奥まつた一室に対座してゐる老僧と詩人との間を...
薄田泣菫 「独楽園」
...寺院の奥まつた一室に対座してゐる老僧と詩人との間を...
薄田泣菫 「木犀の香」
...……十二月三日晴、一日対座懇談、次郎居滞在...
種田山頭火 「行乞記」
...かういふ人と対座対談してゐると...
種田山頭火 「行乞記」
...久振りに三人対座して飲み且つ食べたが...
種田山頭火 「其中日記」
...そうして対座してみると...
豊島与志雄 「叔父」
...種彦は床(とこ)の間(ま)に先祖の鎧(よろい)を飾った遠山が書院に対座して話をしている間(うち)から何時(いつ)となく苦しいような切ないような気恥しいような何ともいえない心持になったのである...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...二人はなお対座した...
夏目漱石 「明暗」
...御奉行様は半(はんとき)でも対座なさりますれば必ず相手の人物をお見抜き遊ばす方でございます...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...さっき真名古と対座していた縫子の花である...
久生十蘭 「魔都」
...まるで禅寺の公案の時間のような奇妙な対座をつづけたのち...
久生十蘭 「魔都」
...この対座の一瞬々々に双方の考えがずんずん遠ざかるような焦燥を感じだした...
本庄陸男 「石狩川」
...室内に立てられた明るい蝋燭の光の中に対座している井上(前出)...
三好十郎 「斬られの仙太」
...このまどろい神官との対座をのがれたいものだと...
吉川英治 「江戸三国志」
...こう対座しているのに...
吉川英治 「私本太平記」
...対座したまま、いくら経っても、快川の方から何もいわなかったからである...
吉川英治 「新書太閤記」
...雷同(らいどう)はご免こうむる)四良人(おっと)と客のけわしい対座のあいだへ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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