...なぜかと言えば地心の火を養うべき空気が侵入することができないからである(この点はデカルト及びライブニッツと反対である)...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...化物(ばけもの)と直接応対したのは...
関根黙庵 「枯尾花」
...他生の相対性原理とか何とか云うのだろう...
辰野隆 「愛書癖」
...歩くにはどうしても杖を第三の足にしないと重力に対するつりあいがとれなかったものである...
寺田寅彦 「ステッキ」
...吉田に対する井伊をやったつもりでいるかも知れぬ...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...これまでの偽瞞に対して忿怒を感じてる者は無罪で...
豊島与志雄 「塩花」
...徳川に対して反逆者でもあるかのように見られたり...
中里介山 「大菩薩峠」
...壁の孔を修理して又空気をふき込むより外に対策はない...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...それも厳重にしきった長屋門口からおくへ立入ることは絶対にできなかった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...筆を取って対影楼の扁額(へんがく)をかかげた...
本庄陸男 「石狩川」
...堀井博士に就て韮山が自分に対して言った事を思い出し...
三好十郎 「好日」
...中宮はしばらくこの病室のあるほうの対におとどまりになることになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「対の奥様がお気の毒ですね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...やはり今日の絹キャリコに対するような...
柳田国男 「雪国の春」
...対手(あいて)方は?」自斎はまッ先にそれを訊ねた...
吉川英治 「剣難女難」
...それは他の諸将に対する一片の儀礼である...
吉川英治 「三国志」
...やはり紫衣事件に対する不満であったろう...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...富士と対等に立っていることが恐(こわ)くなった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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