...幽霊の寺参りと思い安心して寝ていたるが...
井上円了 「おばけの正体」
...お寺参りのお賽銭(さいせん)か何かに使って下さい...
太宰治 「帰去来」
...小さい時からお婆さんに連れられてお寺参りをしたり...
太宰治 「世界的」
...これではお寺参りも出来まい...
種田山頭火 「其中日記」
...寺参りをのみ課業として...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...善光寺参りとが人生の二大旅行であった頃なら...
直木三十五 「大阪を歩く」
...夫婦してお寺参りを致しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...何かないかな? うむあるある寺参りだ...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...「御叔母(おば)さん近頃は御寺参りをなさいますか」「いえ...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...「じゃついでだから帰りに小日向(こびなた)へ廻って御寺参りをして来ておくれって申しましたら...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...そうして二十年もいっしょになっているうちに寺参りよりほかに外へ出た事がないと云うんだから情けないじゃないか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...しかしお前は生きてるときあまり寺参りしなかつたらう...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...お寺参りするやうな暇もなけりや...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...夕げ終りての宵々(よひよひ)家を出(いで)ては御寺参り殊勝に...
樋口一葉 「ゆく雲」
...六年前(まへ)の冬の事寺参りの帰りに角兵衛の子供を拾ふて来て...
樋口一葉 「わかれ道」
...朝から寺参りなどをしていて...
柳田国男 「雪国の春」
...仏壇を飾り寺参りはするが...
山本周五郎 「新潮記」
...三人一緒にお寺参りさっしゃる事もないでは御座いませぬが...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
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