...寺中に養はれる事となつたげでござるが...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...寺中に七間四面の毘沙門堂(びしやもんだう)あり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...市の天王寺中学で...
薄田泣菫 「茶話」
...三恵寺中興)の墓前に額づく...
種田山頭火 「行乞記」
...一箇所大きい寺のあるあたりには塔中(たっちゅう)また寺中(じちゅう)と呼ばれて小さい寺が幾軒も続いている...
永井荷風 「日和下駄」
...寺中の者皆んなに見せるんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...翌る日の昨日の朝は上天氣、幅物を藏(しま)ひ込むには打つてつけの日和(ひより)ぢや、執事の了海に言ひつけると、書院に掛けてあつた王若水の唐子の大幅が無いといふのぢや、――それから大變な騷ぎになつて、寺中を搜し廻る...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...我は十里外の小寺中に俟(ま)ち受けんというたと...
南方熊楠 「十二支考」
...清水寺中を歴観し台上に休してかへる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然るに墓誌を刻した嶺松寺中の石は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「本所報恩寺中祥善寺」に作つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...駒籠長元寺中の石に刻まれてゐて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是(ここ)においてかつて親しく嶺松寺中(ちゅう)の碑碣(ひけつ)を睹(み)た人が三人になった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「や、お待たせしました」伝次は、すぐ戻って来て、「寺中には、宿(やど)貸す備えもあります由、いざどうぞ」と、母子を導いて、妙厳寺の一房へ入った...
吉川英治 「私本太平記」
...寺中へ申し触れるがいい...
吉川英治 「私本太平記」
...頼春や寺中の家士がそれぞれの腹拵えや身仕度をすますあいだ...
吉川英治 「私本太平記」
...京の南禅寺中にある竹中重治(しげはる)のところへ...
吉川英治 「新書太閤記」
...寺中絶食したことがあった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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