...寺中に七間四面の毘沙門堂(びしやもんだう)あり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...夜が更(ふ)けてがらんとした寺中がひっそりした時分...
谷崎潤一郎 「秘密」
...我は十里外の小寺中に俟(ま)ち受けんというたと...
南方熊楠 「十二支考」
...駒籠長元寺中の石に刻まれてゐて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...寺中は大混乱の巷と化します...
山中貞雄 「右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法」
...寺中の一名物になったという...
吉川英治 「三国志」
...楠木家の菩提寺中院へ移った...
吉川英治 「私本太平記」
...按察使(あぜち)ノ大納言資名(すけな)綾(あや)の小路(こうじ)中将重資宰相の有光勧修寺中納言経顕(つねあき)など...
吉川英治 「私本太平記」
...寺中の大書院へ案内した...
吉川英治 「新書太閤記」
...かならず寺中から挨拶に出向く――という雪岑長老の口約束をとって...
吉川英治 「新書太閤記」
...「寺中からの挨拶など待つまでもない」河尻肥前守...
吉川英治 「新書太閤記」
...寺中のひとすべては...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして、「おさしつかえなくば、何の用意もございませぬが、寺中の一院を、御休息所にお宛(あ)て下さいますように」と、つけ加え、「いずれ住持が、間もなく、御挨拶をかねて、御案内に罷(まか)り出(い)でまする」と、携(たずさ)えて来た湯茶を侍臣にあずけて帰りかけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...園城寺中の宿泊人悉(ことごと)くが...
吉川英治 「新書太閤記」
...泉岳寺へも、すぐ幕命が下って、(内蔵助以下一同、宵のうちに、寺中を引払い、大目附伯耆守の宅に罷越(まかりこ)し、静かに、お沙汰を受けらるるよう)と云う指図(さしず)である...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...あのまま寺中に預かっておいた上野介の首を...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...――お国元の但馬(たじま)から寺中へ宛てて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...寺中絶食したことがあった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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