...彼は寸志を贈って感謝の気持ちを示した...
...このイベントでは、寸志を募集しています...
...あの人は常に寸志を忘れずに持ってきます...
...寸志を渡すのは、感謝の気持ちを伝えるための一つの方法です...
...寸志の額は少なくても、気持ちが大切なことを忘れずに贈るようにしています...
...お礼の寸志だといいながら...
江戸川乱歩 「黒手組」
...也寸志の兩君と顏を合はせて...
小穴隆一 「二つの繪」
...葛卷はT君にはじめ、印税を三分の一とつてゐるのは芥川の遺言があるからだと、比呂志、多加志(多加志君は不幸にもビルマの最後の戰鬪で死んだと傳へられてゐる)、也寸志の三君、その死んだ多加志君を勘定に入れてゐない不埒なことをいひ、そのあとで金を受取つてをらぬと電報で否認(T君は、社に電報がきてをりますが、なんのことかよくわかりませんといつてゐた)、さらにまた、いままでは受取つてゐたが、今度の全集の金は受取つてをらぬ、はじめ、妹(比呂志君の細君)が持つてきたがそれは返した...
小穴隆一 「二つの繪」
...あれは未知の人なれど折角故ただ小生の寸志にてしか取計いたるまでに候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...聊か二十餘年の御恩に酬ゆるの寸志にて候ぞや...
高山樗牛 「瀧口入道」
...寸志おしるしだけにても...
太宰治 「虚構の春」
...賄賂もしくは「株」あるいは「寸志」によりてその志を達するものは十...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...こんな物をいただいては済みましねえでございます」馬上の人はお礼の寸志として...
中里介山 「大菩薩峠」
...未だ寸志の御奉公も仕らざるうち禄位等下し置かれ候ては云々」...
服部之総 「新撰組」
...我輩も既に寸志を投じたが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...余分に求めしわが寸志...
宮崎湖処子 「空屋」
...わたくしの寸志で御座いますから……」「ありがとう存じます...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...賜ると仰っしゃるのですか」「劉備の寸志です...
吉川英治 「三国志」
...どうぞ一同の寸志と思って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...前芸の見料として寸志のご喜捨を下された方々へ膏薬(こうやく)一貼(ちょう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「これは?」「これは龍耳老人へおくる弦之丞の寸志じゃ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お祝いの寸志として...
吉川英治 「松のや露八」
...それを寸志の礼としてさし上げますゆえ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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