...彼は寸志を贈って感謝の気持ちを示した...
...このイベントでは、寸志を募集しています...
...あの人は常に寸志を忘れずに持ってきます...
...寸志を渡すのは、感謝の気持ちを伝えるための一つの方法です...
...寸志の額は少なくても、気持ちが大切なことを忘れずに贈るようにしています...
...お礼の寸志だといいながら...
江戸川乱歩 「黒手組」
...芥川が抱いてゐた也ちやん(也寸志君)を庭におろして...
小穴隆一 「二つの繪」
...聊か二十餘年の御恩に酬ゆるの寸志にて候ぞや...
高山樗牛 「瀧口入道」
...賄賂もしくは「株」あるいは「寸志」によりてその志を達するものは十...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...こんな物をいただいては済みましねえでございます」馬上の人はお礼の寸志として...
中里介山 「大菩薩峠」
...六所明神様へ御奉納の寸志でござりまする...
中里介山 「大菩薩峠」
...我輩も既に寸志を投じたが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...「御隠居さま、お目にかかるべきところ、何かと取り込み、今晩はこれにてお引取りを願うなれど、これは寸志、おおさめ下されるように――とのこと――」と、前に、三方を置いて、「おおさめなさい――」と、帛紗(ふくさ)を取る...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「何かご用で」「寸志のお礼がいたしたいのですが」「いや...
森鴎外 「寒山拾得」
...これはわれわれの寸志だから内密に...
山本周五郎 「さぶ」
...ささやかだがここで酒をふるまったのは私の寸志だ」「おれを...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...わたくしの寸志で御座いますから……」「ありがとう存じます...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...これはわしの寸志」ほかに持ち合せもなかったとみえ...
吉川英治 「私本太平記」
...そのための寸志の賀...
吉川英治 「新書太閤記」
...寸志ぞ」と、数正に与えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...どうぞ一同の寸志と思って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...……で、先刻(さっき)おわかれしてからも、何か、こう自分の気持を、贈りたいと、いろいろ考えてな、寸志だが、酒一樽持って来た...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...「寸志だ」いい捨てて...
吉川英治 「旗岡巡査」
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