...寧(むし)ろもの凄(すご)く感(かん)ぜられました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...僕はそんな事を思ふと、評判のいゝのが嬉しいよりも、寧ろ不安で、淋しくて、馬鹿馬鹿しい氣がする...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...其人が俳人であるといふ事よりも其方が寧ろ強く心を牽いた...
高濱虚子 「俳諧師」
...仕立てもごく丁寧に綿もとびきり上等のが使ってあり...
橘外男 「蒲団」
...それは私が彼女を尊敬していたせいもあるでしょうが、寧ろそれより、母が非常に思いやりがあり、慈愛に富んでいたからです...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...その事物を大衆――否寧ろかの多衆――にまで低めることではなく...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...農村金融の不備は寧ろ農村高利貸の善意の不備(?)などにあるのではないか...
戸坂潤 「社会時評」
...併(しか)し、孔寧、儀行父の二人が、上を畏れざるの臣は除かねばならぬと主張した...
中島敦 「妖氛録」
...實(じつ)は寧(むし)ろ邪魔(じやま)な裝飾(さうしよく)であつた...
夏目漱石 「門」
...丁寧に拔き出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...イヤ寧(むし)ろ叔母に対して気の毒に成ッて来た...
二葉亭四迷 「浮雲」
...これに反し事實は寧ろ非連續的であり...
三木清 「歴史哲學」
...車掌はまっすぐに立ち直って叮寧(ていねい)にそれを開いて見ていました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...本文にあるシブレの外に手軽き料理はチャップ肉を一節ずつに骨を付けて切り肉たたきにて能(よ)くたたき両面へ塩胡椒を振掛けおきフライ鍋にバターを溶かし肉を入れてビフテキよりも一層丁寧に血色の消えるまで焼くなり...
村井弦斎 「食道楽」
...甘寧が数百人を率いて...
吉川英治 「三国志」
...こう聞いた徐寧は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...人類の平和と安寧のためには...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...右手は寧ろ黒々とした遠く展けた外洋である...
若山牧水 「岬の端」
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