...この大都市の中にいると、四顧寥廓とした景色がまったくない...
...彼の暮らす小さな村は、四顧寥廓とした大自然に囲まれている...
...会議の場で、四顧寥廓に対する意見交換が行われた...
...彼の目の前には、四顧寥廓とした白い壁が広がっていた...
...山頂からの眺めは、四顧寥廓とした美しい景色だった...
...それは末尾に「委レ時去レ害、依二托丘山一、循二遊寥廓一、与レ鬼為レ隣、……」という十六句があるからである...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...寥廓(りょうかく)なる天の下...
夏目漱石 「幻影の盾」
...寥廓(りょうかく)たる平地に出でたり...
柳田国男 「山の人生」
...寥廓(れうくわく)の不動なる路(みち)彼(か)れを塞(ふさ)ぎ...
與謝野寛 「失楽」
...寥廓(れうくわく)たる万古(ばんこ)の沙漠(しやばく)を左右にして寝て居るのかと思ふと...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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