例文・使い方一覧でみる「寥」の意味


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...十字架に於いて神を見たる聖フランシスの生活は實に寂そのもの...   十字架に於いて神を見たる聖フランシスの生活は實に寂寥そのものの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...ドン・ホアンの寂と悲痛とは戲れに過ぎない...   ドン・ホアンの寂寥と悲痛とは戲れに過ぎないの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...いかに々たるものであったかが判りましょう...   いかに寥々たるものであったかが判りましょうの読み方
上村松園 「画学校時代」

...寂宿直(とのゐ)やつれの雛星(ひなぼし)は...   寂寥宿直やつれの雛星はの読み方
薄田淳介 「白羊宮」

...寂性清居士といふ名前を見つけてかなり心を騷がせ...   寂性清寥居士といふ名前を見つけてかなり心を騷がせの読み方
太宰治 「思ひ出」

...例えば寂感とでもいった...   例えば寂寥感とでもいったの読み方
外村繁 「澪標」

...崇高な寂(せきりょう)の孤独だった...   崇高な寂寥の孤独だったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...私の孤独の寂さだ...   私の孤独の寂寥さだの読み方
豊島与志雄 「聖女人像」

...私は寂の淵に沈んでゆく...   私は寂寥の淵に沈んでゆくの読み方
豊島与志雄 「聖女人像」

...彼は深い寂に囚えられた...   彼は深い寂寥に囚えられたの読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...今まさに感じている寂感なのである...   今まさに感じている寂寥感なのであるの読み方
中井正一 「美学入門」

...室外の天下は蕭(しょうりょう)たる秋である...   室外の天下は蕭寥たる秋であるの読み方
夏目漱石 「野分」

...廓(りょうかく)なる天の下...   寥廓なる天の下の読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...――荒地方――くづれる肉體蝙蝠のむらがつてゐる野原の中でわたしはくづれてゆく肉體の柱(はしら)をながめた...   ――荒寥地方――くづれる肉體蝙蝠のむらがつてゐる野原の中でわたしはくづれてゆく肉體の柱をながめたの読み方
萩原朔太郎 「定本青猫」

...祭の夜にひっ攫われたような荒っぽさと(さび)しさがホテルの建物じゅうに満ちているところを追々のぼって五階の廊下へ出たら...   祭の夜にひっ攫われたような荒っぽさと寥しさがホテルの建物じゅうに満ちているところを追々のぼって五階の廊下へ出たらの読み方
宮本百合子 「十四日祭の夜」

...かくべつ寂にもあらざめりと悦申候...   かくべつ寂寥にもあらざめりと悦申候の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...トム公の見えないことは伴奏者の来ない寂(せきりょう)にはちがいなかったが...   トム公の見えないことは伴奏者の来ない寂寥にはちがいなかったがの読み方
吉川英治 「かんかん虫は唄う」

...おそろしい寂に体のうちを吹き抜かれる...   おそろしい寂寥に体のうちを吹き抜かれるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「寥」の読みかた

「寥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寥」

「なんとか寥」の一覧  


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