...高い木木の梢に何か寝鳥の騒いでゐるのを...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...高い木木の梢に何か寝鳥の騒いでいるのを...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...彼が山へ寝鳥(ねどり)でも捕えに行こうと思って...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...爛々(らんらん)と暁(あけ)の明星浮寝鳥(うきねどり)一月十日 夜...
高浜虚子 「五百五十句」
...羽搏(はばた)きて覚(さ)めもやらざる浮寝鳥(うきねどり)十二月十日 二百二十日会...
高浜虚子 「五百五十句」
...彼が家のトラはよく寝鳥(ねとり)を捕(と)ってはむしゃ/\喰うが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...『寝鳥(ねとり)』から編んだ世にも怪奇な曲で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「寝鳥」の変奏曲(ヴァリエーション)ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...『寝鳥』には違いないのですよ」寝鳥とはどんなものか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浮寝鳥冷え冷えとしたなかに横はつて...
原民喜 「ある時刻」
...葉山嘉樹氏の「寝鳥」は余程投げやりな書き振りではあるが...
牧野信一 「浪曼的時評」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...三郎は寝鳥を取ることが好きで邸のうちの木立ち木立ちを...
森鴎外 「山椒大夫」
...いかに忍びやかに進めても、馬は坂路にかかると石を蹴り、朽木を踏み折るので、小さい谺(こだま)にも、寝鳥が立つ...
吉川英治 「新書太閤記」
...小説を投稿したその「浮寝鳥」当選...
吉川英治 「年譜」
...“浮寝鳥”というのであった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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