...彼は寝首をかかれて盗まれた...
...寝首をかかれないように枕元にナイフを置いている...
...彼女の寝首をかくチャンスを見計らっていた...
...彼が彼女の寝首をかいたと言われている...
...まさか自分が寝首をかかれるとは思わなかった...
...女は寝首(ねくび)しか掻(か)かないのだ...
芥川龍之介 「好色」
...彼奴はマダムのおみねと共謀して大将の寝首を掻いたらしいんだ...
海野十三 「ネオン横丁殺人事件」
...忍びを使って敵の大将の寝首を缺かせようとなさるのみか...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...お休み」「あの女のことで」「寝首を掻かれんようにの」お由羅は...
直木三十五 「南国太平記」
...敵の大将の寝首を竹槍で突っつき取ろうなんてえのはあるべきはずじゃあねえんだがね...
中里介山 「大菩薩峠」
...すんでの事に寝首を掻かれるところだったし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三蔵 たった一人の俺の寝首を掻くのに...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...徳さんの寝首を掻く気になるか知れねえや...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...あんたの寝首をかいてやる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...闇に乗じて寝首を掻れる騒ぎも珍らしくはない...
牧野信一 「鬼涙村」
...それにむごい奴(やつ)が寝首を掻(か)きおった」甚五郎はこのことばを聞いて...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...うっかりすると父上の寝首を掻(か)きそうにする...
山本周五郎 「新潮記」
...そんなことをしていると寝首をかかれるといつてとめたくらいであつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...寝首をかくよりもこいつア楽です」「……して...
吉川英治 「江戸三国志」
...わしの寝首を掻(か)こうと神かけていたものだろう...
吉川英治 「私本太平記」
...寝首掻(か)きの名人には...
吉川英治 「宮本武蔵」
...寝首の喉(のど)へ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...さて――自分の寝首を掻かれ損(そこ)なってみても...
吉川英治 「宮本武蔵」
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