...これと反対にまた世俗に有名ないわゆる大家がたまたま気まぐれに書き散らした途方もない寝言のようなものが...
寺田寅彦 「科学と文学」
...あるいはまた独り言ないし寝言のようなものもあるであろうが...
寺田寅彦 「随筆難」
...あるいは万引きの事を考えたりしているとだれかが言った寝言のようななぞのような言葉に...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...前の離村防止などは署長や有志の寝言のような一片の訓誡に過ぎなかったことは充分承認されている...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...柄にもなくお世辞のような寝言のような事をいうと...
久生十蘭 「魔都」
...「お内儀さんはよく頭が痛いといっておやすみになった時に寝言のようなことを仰言ってでしたが...
矢田津世子 「神楽坂」
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