...死んだも同じように寝癖の悪い殿様だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...寝癖(ねぐせ)のついた猪首(いくび)に着...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...良人は寝癖の、清子の耳たぼを優しくつまぐりながら、もつれたような声で何かくどくどと話しかけた...
矢田津世子 「茶粥の記」
...寝癖(ねぐせ)のついていた足なので...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...私はその寝癖のついた断髪の後姿からヘンなものを感じて...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
...寝癖のついた後頭部(うしろ)を撫ぜながらサン・ルームの食堂に行った...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
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