...寛文(かんぶん)七年の夏の最中(もなか)...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...寛文(かんぶん)年間...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...萩原裕佐は最後迄決して切支丹ではなかつたのである! 彼は只一介の南蛮鋳物師にすぎなかつたのである!(一九二二年一一月二九日)附記寛文の頃長崎古川町に萩原といふ南蛮鋳物師がゐた事...
長與善郎 「青銅の基督」
...寛文二年というと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...又た寛文から女順禮が始まつたといふのも...
三田村鳶魚 「女順禮」
...寛文二年板『為愚痴(いぐち)物語』六に秀吉公の時...
南方熊楠 「十二支考」
...寛文二年板『為愚痴物語』四に能の太夫鼻金剛という名人...
南方熊楠 「十二支考」
...殊(こと)に寛文(かんぶん)頃より古い類書は...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それから寛文中の「江戸鑑(えどかがみ)」になると...
森鴎外 「渋江抽斎」
...寛文十二年に生れたとすると...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...万治三年から寛文八年二月まで浜屋敷にゐた...
森鴎外 「椙原品」
...寛文三年に病中国老になつて...
森鴎外 「椙原品」
...年号が「寛文」と改元されたことや...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「今年が寛文三年なら私は十九です」と答えた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...――大学は今年(寛文十一年)になってまた幕府国目付に面会を求め...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...寛文六年、大老になって以来、幕府の第一人者として、彼は思うままに生きて来た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...寛文・貞享のころまで...
山本笑月 「明治世相百話」
...徳川時代寛文年間に沼田の城主真田伊賀守が異常なる虐政を行った...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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