例文・使い方一覧でみる「寛文」の意味


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...寛文(かんぶん)九年の秋...   寛文九年の秋の読み方
芥川龍之介 「或敵打の話」

...しかも芭蕉は「貝おほひ」を出した寛文十一年の正月にもやつと二十九歳だつたのを思ふと...   しかも芭蕉は「貝おほひ」を出した寛文十一年の正月にもやつと二十九歳だつたのを思ふとの読み方
芥川龍之介 「芭蕉雑記」

...寛文年間に世に出た磯村吉徳(いそむらよしのり)の算法闕疑抄(さんぽうけつぎしょう)とか...   寛文年間に世に出た磯村吉徳の算法闕疑抄とかの読み方
石原純 「關孝和」

...例へば寛文時代に浮世絵の版画が長崎にあつた事抔(など)は歴史的には錯誤であるが...   例へば寛文時代に浮世絵の版画が長崎にあつた事抔は歴史的には錯誤であるがの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...寛文十二年(康熙十一年)方々に散ばつて居つた尾類(ズリ)...   寛文十二年方々に散ばつて居つた尾類の読み方
濱田耕作 「沖繩の旅」

...『算法直解』は寛文十年(一六七〇)の作にて...   『算法直解』は寛文十年の作にての読み方
三上義夫 「芸術と数学及び科学」

...萬治三年の次が寛文元年だからさう言つたのだらう...   萬治三年の次が寛文元年だからさう言つたのだらうの読み方
南方熊楠 「女順禮」

...寛文二年板『為愚痴物語』四に能の太夫鼻金剛という名人...   寛文二年板『為愚痴物語』四に能の太夫鼻金剛という名人の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...後に寛文(かんぶん)中に作ったもので...   後に寛文中に作ったものでの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...それから寛文中の「江戸鑑(えどかがみ)」になると...   それから寛文中の「江戸鑑」になるとの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...これは寛文七年の事で...   これは寛文七年の事での読み方
森鴎外 「椙原品」

...すでに寛文(かんぶん)十年(一六七〇)という年に...   すでに寛文十年という年にの読み方
柳田国男 「海上の道」

...『寛文印知集(かんぶんいんちしゅう)』の終りに附載せられた「琉球郷帳」は島津氏征略の直後に実行した検地の記録であろうが...   『寛文印知集』の終りに附載せられた「琉球郷帳」は島津氏征略の直後に実行した検地の記録であろうがの読み方
柳田国男 「海上の道」

...寛文年中今の字に改めた...   寛文年中今の字に改めたの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...年号が「寛文」と改元されたことや...   年号が「寛文」と改元されたことやの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...泰勝寺の裏山にある春山の墓石から写し取って来た当時のスケッチブックを見ると「寛文十三年丑正月一日歿」とある...   泰勝寺の裏山にある春山の墓石から写し取って来た当時のスケッチブックを見ると「寛文十三年丑正月一日歿」とあるの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...延宝二年に(寛文十三年は改元延宝元年にあたる)――弟子観海が亡師春山の肖像を描(えが)いたのが...   延宝二年に――弟子観海が亡師春山の肖像を描いたのがの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...徳川時代寛文年間に沼田の城主眞田伊賀守が異常なる虐政を行つた...   徳川時代寛文年間に沼田の城主眞田伊賀守が異常なる虐政を行つたの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「寛文」の読みかた

「寛文」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寛文」


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