...寒風が吹いているから、暖かい服を着たほうがいいですね...
...今日は寒風が強くて、外出するのが嫌になってしまった...
...寒風の中を歩くと、肌がピリピリしてきます...
...寒風をしのいで、温かい飲み物でも飲みましょう...
...外で作業をしていると、寒風が直接当たって体が冷えてしまうので、気をつけてください...
...寒風澤の四大島は...
大町桂月 「金華山」
...寒風の吹くようになった夜...
薄田太郎 「広島という名の由来」
...身を切るような寒風の中を...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...舳の尖端に立つて法衣を寒風に任した次第である...
種田山頭火 「行乞記」
...一月十六日雨后晴、寒風、宿は同前(二五・中)雨だ、風だ、といつてぢつとしてゐるほどの余裕はない、十時頃から前原町まで出かけて三時頃まで専念に行乞する、一風呂浴びて一杯ひつかける...
種田山頭火 「行乞記」
...烈(はげ)しい寒風のなかでも小休みもなく巻煙草(まきたばこ)を喫(す)うのが癖で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...これは南から来る暖かい風がこの境界線から地面を離れて中層へあがりその下へ北から来る寒風がもぐり込んでいるのだという事は...
寺田寅彦 「凍雨と雨氷」
...野づらをわたる寒風(さむかぜ)のなかに...
徳永直 「麦の芽」
...いつも不幸の鋭い寒風の下に裸でさらされていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...西北(にしきた)の寒風(かんぷう)に吹付けられながら歩いて行くと...
永井荷風 「日和下駄」
...あの吹きさらしの飛行場の寒風の中で...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...馬が寒風に苦しんで頭を振ると...
中谷宇吉郎 「雪後記」
...十二月の寒風の吹きとおす海ばたで辛抱強く待っていたが...
久生十蘭 「ノア」
...寒風が吹きさらす...
火野葦平 「花と龍」
...一陣の寒風が颯つと吹き抜けた概で...
牧野信一 「病状」
...絵巻物の行衛を推断してもらうよりほかに方法はない」「……………」「……Mは黙々として寒風に吹かれながら姪の浜から帰って来た...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この寒風に面皮(めんぴ)をさらして...
吉川英治 「三国志」
...寒風(さむかぜ)に顔を出して...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索