...寒風が吹いているから、暖かい服を着たほうがいいですね...
...今日は寒風が強くて、外出するのが嫌になってしまった...
...寒風の中を歩くと、肌がピリピリしてきます...
...寒風をしのいで、温かい飲み物でも飲みましょう...
...外で作業をしていると、寒風が直接当たって体が冷えてしまうので、気をつけてください...
...窓硝子の破れから寒風が襟もとに痛く吹き入る...
梅崎春生 「蜆」
...そうして寒風に吹きさらされながら...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...寒風に吹きまくられ...
太宰治 「黄村先生言行録」
...たえず自尊心を傷(きずつ)けられて世のなかの寒風に吹きまくられ...
太宰治 「もの思う葦」
...夜中にかうした澤を吹下ろす寒風の影響であらうか...
寺田寅彦 「伊香保」
...扉も無い四方の入口からは寒風が遠慮なく吹き込んできた...
豊島与志雄 「微笑」
...それも寒風の松並木のあたりへ来ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...標高一万四千呎の湖面を氷のような寒風が吹いていた...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...冷雨の降り止んだばかりの寒風も知らずに...
牧野信一 「サクラの花びら」
...吹き込む雪雑(まざ)りの寒風がカーテンに当って上り下りしおりその風の運動が件(くだん)の両人の立ち廻りと現われ...
南方熊楠 「十二支考」
...たぶんは寒風山の麓を過ぎて...
柳田国男 「雪国の春」
...寒風の通りすぎた充実した部屋の中にいるように感じられるのは...
横光利一 「旅愁」
...そして寒風のふく舳(みよし)へ出て...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひょうひょうの寒風にはためかれている一舎(しゃ)の内に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...もうめっきり冬になった寒風(さむかぜ)に吹かれて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ここでもう充分結構でございます」「寒風が洩る――」と...
吉川英治 「親鸞」
...傷口へ寒風を入れてはいけないと気遣(きづか)って...
吉川英治 「親鸞」
...田中田ン圃(ぼ)の寒風もいとわず...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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