例文・使い方一覧でみる「寒稽古」の意味
スポンサーリンク...「寒稽古をする」：寒い冬の日に柔道などを行う、厳しい特訓をする... 
...「この道場では毎年寒稽古を行っている...
...「かつては寒稽古が日常的なことだった...
...「今年は猛暑だったので、寒稽古には向かなかった...
...」：柔道や居合道などの武道の世界では、冬期には定期的に寒稽古を行う習慣がある...
...それからまた浜町河岸（はまちょうがし）の大竹という道場へもやはり寒稽古（かんげいこ）などに通ったものである...
芥川龍之介 「追憶」
...渋引きしごと喉（のど）強し寒稽古（かんげいこ）一月十八日谷中（やなか）本行寺（ほんぎょうじ）...
高浜虚子 「五百五十句」
...寒稽古（かんげいこ）病める師匠の厳（きび）しさよ一月十五日 大崎会...
高浜虚子 「六百句」
...寒稽古なら一生懸命撥音たかく弾くであろうに微（かす）かな爪弾きで弾いているそのくせ一つ所を合点（がてん）の行くまで繰り返して練習しているらしく熱心のさまが想（おも）いやられた...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...寒稽古が始まった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...寒稽古といって夜徹（よどお）しやっていることがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...朝の寒稽古にはおくれたためしがない...
中里介山 「大菩薩峠」
...これからまた、冬には、寒稽古といって、千遍弾きということをやる...
宮城道雄 「山の声」
...また寒稽古といって...
宮城道雄 「私の若い頃」
...そしてこれを伊沢氏の寒稽古と謂つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私は高等学校でも寒稽古に行った...
柳田国男 「故郷七十年」
...寒稽古の時、痩せた相手とやると痛いので、私はいつでも岡松が来るのを待っていて、彼と組むことにしていた...
柳田国男 「故郷七十年」
...明治二十六年に寒稽古をしてもらった相手で...
柳田国男 「故郷七十年」
...寒稽古（かんげいこ）の...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...寒稽古には、霜夜の庭の素むしろに坐らされて、喉（のど）も破れ、凍（こご）えた指は、琵琶の糸に、血のしたたりを濡らしまする...
吉川英治 「私本太平記」
...寒稽古（かんげいこ）の...
吉川英治 「松のや露八」
...寒稽古（かんげいこ）の床（ゆか）で...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利！手書き漢字入力検索