...今日の最高気温は何度だったかは寒暖計で確認した...
...寒暖計の針が急に上昇し、明日は気温が上がる予想だ...
...寒暖計の針がゼロ度を下回ると氷点下になる...
...寒暖計のガラス管に水が入っていると、正確な温度が計測できない...
...外での作業前に必ず寒暖計で気温を確認し、適切な服装で対応する...
...一月廿七日城山西南麓に於て試に熔岩片の堆積中に攝氏寒暖計を入したるに直に百度に上りたり...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...華氏寒暖計が毎朝零下二十度から三十度までの間を昇降して居た...
石川啄木 「菊池君」
...そのなかには先(ま)ず今日の寒暖計に相当する寒熱昇降器というのがあり...
石原純 「平賀源内」
...六月の中ごろにすでに寒暖計が八十九度まであがったことがあった...
田山花袋 「田舎教師」
...その寒暖計を適度の海中に下ろすには...
中里介山 「大菩薩峠」
...寒暖計というものにも幾種類もあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...寒暖計で測ってみたら...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...例えば検流計(ガルバノメーター)にしても、寒暖計にしても、測風計にしても、皆従来の物理学または気象学の器械をそのまま使っているわけである...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...統計的のの値即ち寒暖計の指す値では簡単に決められない...
中谷宇吉郎 「雪」
...湿球寒暖計は、夙(つと)に測る能わざるに至り、大に楽みを殺(そ)がれし心地せしが、今また暖炉の傍(かたわら)に、置ける電池凝結(ぎょうけつ)して破壊し、ために発電するに由(よし)なく、また風雨計の要部を蔽(おお)う所の硝子板(がらすいた)紛砕して、内部に氷雪填充(てんじゅう)し全くその用を為(な)さざるに至りしかば、更に大に楽みを殺がれたり...
野中到 「寒中滞岳記」
...神代の水も華氏の寒暖計二百十二度の熱に逢うて沸騰し...
福沢諭吉 「物理学の要用」
...置時計、寒暖計、硯(すずり)、筆、唾壺(だこ)、汚物入れの丼鉢(どんぶりばち)、呼鈴(よびりん)、まごの手、ハンケチ、その中に目立ちたる毛繻子(けじゅす)のはでなる毛蒲団一枚、これは軍艦に居る友達から贈られたのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...夕刻寒暖計八十三度...
正岡子規 「病牀六尺」
...机の上には寒暖計があり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...寒暖計だの湿度計だの磁石だのよく切れるハサミ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今は寒暖計だけ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...勝介 そりや寒暖計が一本なくちゃ駄目だ...
三好十郎 「樹氷」
...寒暖計は零下五十度を示していた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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