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會津八一 「菊の根分をしながら」
...右 持藤原光俊秋までは富士の高根に見し雪をわけてぞ越ゆる足柄の關左從二位頼重旅衣しぐれてとまる夕暮になほ雲こゆる足柄の山いづれも...
大町桂月 「足柄の山水」
...『田子の浦ゆ打出でて見れば眞白にぞ富士の高根に雪は降りける』...
大町桂月 「近藤重藏の富士山」
...辞世 一諸(もろ)ともに契(ちぎ)りし事は半(なかば)にて斗満(とまむ)の露と消えしこの身は八十三老白里辞世 二 骨も身もくだけて後ぞ心には永く祈らん斗満(とま)の賑(にぎはひ)八十三老白里死後希望 露の身を風にまかせてそのまゝに落れば土と飛んでそらまで八十三老白里死後希望死出(しで)の山越えて後にぞ楽まん富士の高根(たかね)を目の下に見て八十三老白里と書いてあった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...もしくは富士の高根(たかね)というネと同じく...
柳田国男 「海上の道」
...駿河なる富士の高根は由布に似て雲も霞(かすみ)もわかぬなりけりと詠み直したところが...
柳田國男 「日本の伝説」
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横瀬夜雨 「花守」
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