...駆逐日寇救老百姓壁書にはこんなものもあった...
高見順 「いやな感じ」
...その日寇家へは三娘が来て別れを告げた...
田中貢太郎 「水莽草」
...ダッタンの入寇(にゅうこう)とか...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...フン族の恐るべき侵寇...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...所謂倭寇の時代が今すこし永く續き...
柳田國男 「蒼海を望みて思ふ」
...千百の寇は来るとも吾のかじのかば岩ほも共に飛ばなんと云へる如き大盤石の根底を有せざるべからず...
山路愛山 「信仰個条なかるべからず」
...元寇(げんこう)の役があった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...――元寇(げんこう)の折...
吉川英治 「上杉謙信」
...わが子同様に養ってきたものです」よほど寇封を見込んだものとみえて...
吉川英治 「三国志」
...元寇(げんこう)の国難の日をよく耐え凌いだ八代北条時宗――...
吉川英治 「私本太平記」
...彼ら和寇の功績ではなかったか...
吉川英治 「新書太閤記」
...もし土寇(どこう)の群れにでも襲われれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...倭寇は、高麗史によると、一三五〇年庚寅の年から急激に盛んになっているそうである...
和辻哲郎 「鎖国」
...だから倭寇がその後連年続き...
和辻哲郎 「鎖国」
...あとは旧来の倭寇のように寧波附近一帯を荒らし廻ったのであった...
和辻哲郎 「鎖国」
...その頃から倭寇は再び猖獗になった...
和辻哲郎 「鎖国」
...シャビエルが日本に来たのはこの倭寇盛行の時代の初期であった...
和辻哲郎 「鎖国」
...貿易を禁ずれば寇となる連中であったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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