...途で土寇の一群に遇った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿英」
...母は三娘の言うとおり寇家へ知らした...
田中貢太郎 「水莽草」
...このこと川路がいわゆる小韓信(しょうかんしん)・小寇莱(しょうこうらい)といえるに的中せり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...女眞が寇をすることを恐れて...
内藤湖南 「女眞種族の同源傳説」
...和寇戦法を用いているのが...
中井正一 「集団文化と読書」
...私は元寇の時のように外敵が故郷の野を荒し同胞を屠りに来るものとは思わなかった...
永井荷風 「花火」
...冬には彼らはカルマック族に向って侵寇するが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...後(のち)金兵来寇するに及び...
南方熊楠 「十二支考」
...疆(さかい)を侵した外寇の海嘯(つなみ)に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...私は直ちに元寇(げんこう)刀伊(とい)の乱等の...
柳田国男 「年中行事覚書」
...元寇(げんこう)を思え...
山本周五郎 「新潮記」
...元寇(げんこう)の役があった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...窮(キワ)マル寇(アダ)ヲ追ウ勿レ――と戒めている...
吉川英治 「三国志」
...元寇(げんこう)ノ役(えき)の遺跡だった...
吉川英治 「私本太平記」
...武力や土寇(どこう)のため掠(かす)め取られる惧(おそ)れがあり...
吉川英治 「新書太閤記」
...倭寇と諸大名との間には...
和辻哲郎 「鎖国」
...シャビエルが日本に来たのはこの倭寇盛行の時代の初期であった...
和辻哲郎 「鎖国」
...この地方は倭寇の活動以来海外交通の尖端に立っていたのであるから...
和辻哲郎 「鎖国」
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