...年の市(いち)に線香を買ひに出るのは物寂びたとは云ふものの...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...神寂びた宮居は寂然(ひつそり)として居る...
石川啄木 「葬列」
...現在かうして物寂びた御堂の中に心から誦經してゐる尼君となつた和泉式部を思ひ...
今井邦子 「誠心院の一夜」
...木目の寂びてあらわなる上に...
中井正一 「壁」
...佐渡は到る所が物寂びて居るが此の漁村はまた格別である...
長塚節 「佐渡が島」
...八百年の星霜を経てどす黒く寂び...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...うら寂びた中の艶(なま)めかしさです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何となく物寂びた雅致を帯びて...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...都の隅の私の館はうらぶれる限りに物寂びて...
牧野信一 「武者窓日記」
...この物寂びた社(やしろ)の辺りの静かな茶屋も面白い...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...十月になつてから一さうさびしく寂びてしまつた...
室生犀星 「故郷を辞す」
...如何(いか)にも僧院に似た様な此(この)古い物寂びた建築から出て行(ゆ)く事を翁の厭がるのは無理も無いなどと小声で話して待つて居ると...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...古い都丈(だけ)に建築が寂びて居て清潔な割に生(なま)な感を与へないのも好い...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...何とも云へぬ寂びを含んだながめに眺め入つた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...妙に調和した寂びが感じられた...
若山牧水 「梅雨紀行」
...筒鳥の寂びた聲に較べては更に數段の強みがあり...
若山牧水 「梅雨紀行」
...梟よりは更に寂び...
若山牧水 「比叡山」
...土間の左手はささやかながら物寂びた本堂...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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