例文・使い方一覧でみる「寂」の意味


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...なに一つ動かない閑そのものの微かな溜息が...   なに一つ動かない閑寂そのものの微かな溜息がの読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...生(よ)は榛實(はしばみ)の虚(うろ)の實(み)の『(さびし)み』をのみ味(あぢは)ひぬ...   生は榛實の虚の實の『寂み』をのみ味ひぬの読み方
薄田淳介 「白羊宮」

...いつものやうに悶々々...   いつものやうに悶々寂々の読み方
種田山頭火 「其中日記」

...傲然として圧服的にのしかかる女王様――閑なる秋の夜が...   傲然として圧服的にのしかかる女王様――閑寂なる秋の夜がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...子供の頃のそれのやうに容易く「滅無為の地」に遊べなかつたのである...   子供の頃のそれのやうに容易く「寂滅無為の地」に遊べなかつたのであるの読み方
牧野信一 「鏡地獄」

...突然不思議な(と自分では思ひました)しさを覚えました...   突然不思議な寂しさを覚えましたの読み方
牧野信一 「晩春の健康」

...三田は何となく心しくなつて來た...   三田は何となく心寂しくなつて來たの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...静な木立を後にして崖の上に立っていると芝居の内部の鳴物の音(ね)が瞭然(はっきり)と耳に響くように思われてあの坂下の賑わいの中に飛んで行きたいほど一人ぼっちの自分がうら淋しく思われた...   静寂な木立を後にして崖の上に立っていると芝居の内部の鳴物の音が瞭然と耳に響くように思われてあの坂下の賑わいの中に飛んで行きたいほど一人ぼっちの自分がうら淋しく思われたの読み方
水上滝太郎 「山の手の子」

...前斎院はなおしくつれづれな日を送っておいでになった...   前斎院はなお寂しくつれづれな日を送っておいでになったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...しそうな表情をあそばして十三絃(げん)の琴を...   寂しそうな表情をあそばして十三絃の琴をの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...あるいは連衆(れんじゃくしゅう)という一種の部落があって...   あるいは連寂衆という一種の部落があっての読み方
柳田国男 「母の手毬歌」

...寥(せきりょう)たる樹林の底に働く人々が...   寂寥たる樹林の底に働く人々がの読み方
柳田国男 「山の人生」

...いいようもなくものしい気持で彼は叔母の居間から出て来た...   いいようもなくもの寂しい気持で彼は叔母の居間から出て来たの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...会わずにいられぬ自分がしかった...   会わずにいられぬ自分が寂しかったの読み方
横光利一 「旅愁」

...それがこれほど早く前の自分の姿を見るしさに変ろうとは...   それがこれほど早く前の自分の姿を見る寂しさに変ろうとはの読み方
横光利一 「旅愁」

...恋愛事件を起して家風の保った独特の静な情緒を乱したものは一人もいなかった...   恋愛事件を起して家風の保った独特の静寂な情緒を乱したものは一人もいなかったの読み方
横光利一 「旅愁」

...白々と行く春の寥(せきりょう)だけがそこにあった...   白々と行く春の寂寥だけがそこにあったの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...荒れ(さび)れた原を抜けて...   荒れ寂れた原を抜けての読み方
蘭郁二郎 「自殺」

「寂」の読みかた

「寂」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寂」

「寂」の英語の意味

「寂なんとか」といえば?   「なんとか寂」の一覧  


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