...宿六はちっとやそっとへし曲って居ても構わ無えと思う様になるんだ...
有島武郎 「かんかん虫」
...同宿六人、同室は猿まはし、おもしろいね...
種田山頭火 「行乞記」
...同宿六人、みんなおへんろさんだ、その中の一人、先月まで事件師だつたといふ人はおもしろいおへんろさんだつた、ホラをふいてエラがる人だけれど憎めない人間だつた...
種田山頭火 「行乞記」
...同宿六人、みんなおもしろい、あゝおもしろのうきよかな、蛙がゲロ/\人間ウロ/\...
種田山頭火 「行乞記」
...流し元へお膳を洗いに行く宿六(やどろく)の顔にこんなのがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...お人好しの宿六が...
中里介山 「大菩薩峠」
...箱根霊験蹇仇討(れいげんいざりのあだうち)、有田唄(ありたうた)お猿仇討、それから二人禿対仇討(ふたりかむろついのあだうち)、鬼児島誉仇討(おにこじまほまれのあだうち)、敵討宿六娘、ただいまは力競稚敵討(ちからくらべおさなかたきうち)てえ八巻物を書いておりやす...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...「うちの宿六にまでいろ眼なんぞ使やあがって...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...うちの宿六に金を貸さないでくれ...
山本周五郎 「季節のない街」
...ちッ、薄野呂(うすのろ)の、おんぼろ宿六、勝手におしッ」「晩の酒は買ってあるかい...
吉川英治 「新・水滸伝」
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