...棲家を作るために引っ越した...
...彼女は自分の棲家を整えるのが好きだ...
...彼の棲家は天井が高く、広々としている...
...最近は自然素材を使った棲家が注目されている...
...引越しをするときは、新しい棲家が快適であることが大切だ...
...彼はよく名探偵が大胆にも賊の棲家(すみか)に忍びこむところを小説に書いたことがあったけれど...
海野十三 「軍用鼠」
...水神淵と云へばこゝらで一番のギギウの棲家だつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...鬼の棲家(すみか)を過ぎて仙郷に入るような気がして昔の支那人の書いた夢のような物語を想い出すのである...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...君は彼らの棲家にいるようなものだ...
中島敦 「狼疾記」
...無事に鬼の棲家(すみか)を出ましたね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分の行き着く棲家(すみか)だつたのかと...
林芙美子 「浮雲」
...お父様は終の棲家へ然るべく導かれることでしょう〉彼は門番部屋で彼女宛に一筆書いた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...棲家をも「鈍魚庵」とした次第である...
火野葦平 「ゲテ魚好き」
...あの納屋を棲家にしをつてな...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...そして私は馬を飛ばせて崖道に添ふて村の棲家に引きあげて来る時などは...
牧野信一 「歌へる日まで」
...どうしてあの「悪霊」がその谷合を棲家に選んだのだろうという話になると...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...太古以来生き残っている原人の棲家(すみか)かも知れない……なぞと云い出す凝(こ)り屋(や)も居る...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...家が焼け棲家(すみか)のなくなった高田は...
横光利一 「微笑」
...山岳は惡魔の棲家ではなくして...
吉江喬松 「山岳美觀」
...彼等の身長にはひくすぎるその棲家は...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...こんないい棲家(すみか)がたちまちめっかる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...わが棲家(すみか)のうちの怪しき気ぶりに鏡のような眼を研(と)ぎすまして帰って来た小虎の親の牝(めす)だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...路地の日陰を自分のゆるされた棲家(すみか)として...
吉川英治 「松のや露八」
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