...彼女の容色がとても美しい...
...その花の容色は鮮やかだ...
...容色は人の印象を左右することがある...
...その絵の色使いや容色が素晴らしい...
...天気が悪いと、肌の容色もくすんで見える...
...多少は妻の容色(ようしょく)に心を惹(ひ)かれているのかも知れない...
芥川龍之介 「第四の夫から」
...其(そ)の年(とし)十七になる野上一郡(のがみいちぐん)評判(ひやうばん)の容色(きりやう)佳(よ)し...
泉鏡太郎 「一席話」
...芸も容色(きりょう)も立優(たちまさ)った朝顔だけれど...
泉鏡花 「縁結び」
...眉目容色(みめきりょう)...
泉鏡花 「海神別荘」
...そが容色に溺(おぼ)れたまへば...
巌谷小波 「こがね丸」
...容色だけ一寸美しく見える事もあるが...
高村光太郎 「顔」
...なるほど昔の大名が寵童の容色に溺れたと云うのは此処のことだなと...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...ことにあでやかな容色(きりょう)...
田山花袋 「少女病」
...小町の容色をひく錦子も...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...君の容色は日増に蒼ざめてゆくではないか...
牧野信一 「疑惑の城」
...容色こそおよねに劣つてゐるにしても...
正宗白鳥 「玉の輿」
...いかなる美女も羞(は)じらう容色の振袖小姓が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...斯くして十年一日の如く容色の移るを顧みるに暇あらず...
光田健輔 「小島の春」
...してみると貴下(あなた)はユリ子の言葉を信じておられるのですね」「あれ程の容色(きりょう)を持った女が無意味に死ぬものとは思われません...
夢野久作 「少女地獄」
...こんな綺麗な容色(きりょう)を持ちながら...
夢野久作 「白髪小僧」
...郭貴妃は、広宗の郭永(かくえい)の女(むすめ)で、その容色は、魏の国中にもあるまいといわれていた...
吉川英治 「三国志」
...それほど彼女の容色(ようしょく)が時人(じじん)に記憶されていたのは事実である...
吉川英治 「新書太閤記」
...その容色品評に及び...
吉川英治 「随筆 新平家」
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