...往来の容子(ようす)は仕事場にいても...
芥川龍之介 「運」
...師匠の容子を一目見るが早いか...
芥川龍之介 「地獄變」
...好印象を与えた容子(ようす)だった...
芥川龍之介 「将軍」
...持物とそれに準じ煙管筒から煙管を拔いて煙草を吸ふ容子に...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...まだ話が仕足りなさそうな容子で...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...話の容子で青木さんは奥さんが亡くなられたかどうかして...
鈴木三重吉 「桑の実」
...おつたも不快(ふくわい)な容子(ようす)をしながら南瓜(たうなす)と葱(ねぎ)とを脊負(しよ)つて別(べつ)に口(くち)を利(き)くでもなく...
長塚節 「土」
...卯平(うへい)は冷(さ)めた白粥(しろがゆ)へまだ一口(ひとくち)も箸(はし)をつけた容子(ようす)がない...
長塚節 「土」
...弟のそんな容子を眺めると困つた顔を浮べて...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...悉其地容子(そのちのようすをつくし)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...彼の家へ來てからは妻の容子がにはかに華やかになつて來たのを彼は感じてゐた...
横光利一 「悲しみの代價」
...李儒のすがたを見たのでぎょっとした容子(ようす)だった...
吉川英治 「三国志」
...貂蝉ぐらいな美人はほかにもあるものと思い直した容子(ようす)だった...
吉川英治 「三国志」
...他意はない容子なのである...
吉川英治 「私本太平記」
...得心(とくしん)がいったご容子だった...
吉川英治 「私本太平記」
...まず安堵(あんど)をした容子(ようす)で...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...もう一遍(いっぺん)深刻な気持になって考え直し出したらしい容子(ようす)なのである...
吉川英治 「親鸞」
...そっと物陰からお汝(こと)の容子を見たところ...
吉川英治 「源頼朝」
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