...私の一家言は健康的な食事です...
...彼は政治に対する一家言を持っている...
...あなたの一家言は何ですか?...
...彼女はファッションに詳しく、その分野において一家言を持っている...
...彼はビジネスの世界において一家言を持っている...
...黒薔薇(くろばら)栽培にも一家言を持っていた...
太宰治 「古典風」
...僕にも一家言がある...
辰野隆 「書狼書豚」
...◎俳句の将来についての一家言――俳句は畢竟階級的なものではありえない...
種田山頭火 「其中日記」
...一家言を為さんと欲す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...南北の書派の議論は阮元の一家言で...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...何でも一家言をもち...
中井正一 「脱出と回帰」
...ソハ余ガ一家言トシテ宥シ給ヒネ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...余ノ一家言ニ非ズ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「土用干ノ記」
...常に一家言の批評を持つてた...
萩原朔太郎 「追憶」
...一家言(いっかげん)をたてるものも...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...俳句を以て最上の文学と為す者は同じく一家言なりといへども...
正岡子規 「俳諧大要」
...ほとんど、真の闇の、山ノ宿裏道の真夜中――人ッ子一人通るはずがないのだが、その時、思いがけなく、駆けゆくお初の行手から、二人づれの、黒い影――「何じゃ! 夜陰に?」と、武家言葉が、とがめるのを、お初、「おたすけ下さいまし、いま、あとから乱暴者が――」「なに、乱暴者?」と、一人が、透かして見て、「おお、なるほど――」雪之丞、とんだ邪魔がはいったと、ハッとしたが、お初を、どうしても、このままには逃せないのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...曰(いわ)く本私刑史、曰く支那刑法史、曰く経子(けいし)一家言、曰く周易一家言、曰く読書五十年、この五部の書が即ちこれである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...どんなに強辯しても單なる一家言に過ぎないであろう...
矢田部達郎 「心理學」
...一家言の表現は學問ではない...
矢田部達郎 「心理學」
...『古事類苑』に引用した松岡玄達の『本草一家言』には...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...一家言(いっかげん)として聞いてもいい...
吉川英治 「増長天王」
...「大儀であった」という武家言葉...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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