...「いや! それは大変ですね」といゝはするものゝ「逗子へ家族づれで泳ぎに行きます」と答える程驚きはしない...
石川欣一 「山を思う」
...家族づれで出かけていって...
上村松園 「謡曲仕舞など」
...家族づれの宿泊所だった...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...マムシは家族づれでいつもきまった巣に住んでいるらしく...
高村光太郎 「山の秋」
...そばの家族づれは領事館の人らしい...
谷譲次 「踊る地平線」
...大正の初年頃外房州(そとぼうしゅう)の海岸へ家族づれで海水浴に出かけたら七月中雨ばかり降って海にはいるような日がほとんどなく...
寺田寅彦 「海水浴」
...隣のテーブルにも家族づれの客が多い...
寺田寅彦 「柿の種」
...家族づれで二人三人と...
中村地平 「霧の蕃社」
...家族づれが多かったので...
火野葦平 「花と龍」
...そこには家族づれの牝豚も一匹いたが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それは幾組もの家族づれで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...(三時半頃)この間N氏が家族づれで行ってなかなか道の心持がよかったというところだ...
宮本百合子 「金色の秋の暮」
...ピクニックに出かけた外人の家族づれなどが...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...家族づれの嵐山の花見を皮切りにして...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...頗る行楽気分な家族づれだった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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