...我々は「家国」を守るため、全力で戦います...
...彼は、自分の「家国」に貢献するために政治に進んだ...
...「家国」愛に満ちた言葉が、その演説にはあふれていた...
...彼は、「家国」のために生まれたと言うほど、愛国心にあふれている...
...芸術は「家国」精神を高めるためのものだと感じる...
...静けき村路に開闢(かいびやく)以来の大声をあげて歓呼しつゝ家国の光栄を祝したる事あり...
石川啄木 「閑天地」
...連盟の諸国家国民の生活安定の物資もともに東亜連盟の範囲内で自給自足し得る事が肝要である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...神は国家国民の全躰に渉りて...
高木敏雄 「比較神話学」
...中にはよくよく考えてみると国家国民の将来のために実に心配で枕(まくら)を高くして眠られないようなことさえあるのである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...国家国民の将来を危うくするような迷信が眼前の日本に流行してはいないか...
寺田寅彦 「千人針」
...即ち(一)道義的経済観念に立脚して国家国民全体の慶福を増進すること...
戸坂潤 「社会時評」
...この真に国家国民を思うての従来及び今次の予算要求に対し...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...国家国民を思う至情に於ては...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...反つて国家国民の福利を増進したれば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...三いよいよ一家国許へ帰ることになったが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...そう朝から晩まで国家国家と云ってあたかも国家に取りつかれたような真似はとうてい我々にできる話でない...
夏目漱石 「私の個人主義」
...そう国家国家と騒ぎ廻る必要はないはずです...
夏目漱石 「私の個人主義」
...ニューヨークですばらしい成功をおさめているという日本人画家国吉氏の作品の写真をみた時も感じたし...
宮本百合子 「アメリカ文化の問題」
...家国の安危を度外視するにしても...
宮本百合子 「印象」
...本家国老と両後見...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...今の僕らが何も知らずに国家国家と云っていたのは...
横光利一 「旅愁」
...家国足深憂...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...尾州家国元の地方では...
吉川英治 「江戸三国志」
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