...それを称(とな)える学者に社会的な迫害を与えるほどになったものとして...
石原純 「チャールズ・ダーウィン」
...支那の君臣が猜疑心を以ていわゆる野心ある国の権謀術数に掛って日本に害を与えるということになれば...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...斯のごとき害を与えることが見えないというのは何事である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...またある自然物が人間に害を与える場合には力をつくしてその物を駆除せねばならぬ...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...わが民族に損害を与えるごとき人道は大間違いであって...
丘浅次郎 「人道の正体」
...それに損害を与えるしね」若い女は黒い眼を男からはなさずに...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...芋虫などは人間に対して直接にはなんらの危害を与えるものでもなし...
寺田寅彦 「自由画稿」
...(明治四十一年二月四日『東京朝日新聞』)六十四煤煙問題ロンドン地下電鉄会社の発電所で焚(た)く石炭の煙がウェストミンスターの町へ掛かって損害を与えるというので...
寺田寅彦 「話の種」
...少しも人身に危害を与えることがない...
中里介山 「大菩薩峠」
...北海道などではこの凍上が著しい損害を与えるのであって...
中谷宇吉郎 「雪」
...唯世の中に弊害を与えるだけで...
夏目漱石 「模倣と独立」
...大きい被害を与える重武器は全部これを破棄し...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...指定人に損害を与えるということは出来ないから...
火野葦平 「糞尿譚」
...少しでも気を許したらば恐ろしい災害を与えるような...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...(三)「貧農組合」は農村における集団農場化のために少なからぬ害を与えるが...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...その国務の上に著しい損害を与えるからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...水ほど人の生活力に大なる障害を与えるものはなかった...
柳田國男 「地名の研究」
...小児に害を与えるのを本業にしているのと...
柳田国男 「山の人生」
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