...悪しき交りがそれの善き光沢を………… 新約全書コリント前書第十五章第三十三節の「悪しき交りは善き行いを害うなり...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...弱りていたくエーリスの民に迫害うけたりき...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼は探せど見當らず、傷害うけず、助かりし 760友は今無し、あるものはアカイア勢の手に亡び、アカイア軍の水陣のほとりに近く横はり、又あるものは壘壁の中に射られぬ、疵つきぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...敵に曳きずられ害うくること勿らしむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...暴怒(ぼうど)またこれ事を害う...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そういう官治主義こそは日本の成俗をなす自治主義を害うことこの上もない当のものなのだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...信用を害うことはない...
豊島与志雄 「程よい人」
...月令に毎夏兵を以て蛟を囲み伐つ由あるは周の頃土地開けず文武周公の御手もと近く(がく)が人畜を害う事しきりだったので...
南方熊楠 「十二支考」
...生を害うなり〉とある...
南方熊楠 「十二支考」
...自らを害うて顧見ない...
宮本百合子 「大いなるもの」
...せっかくの正しいその派をも害うことになる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...下の構造を害うか...
和辻哲郎 「鎖国」
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