...大森男(だん)の詰襟6・30今度皇后宮大夫(くわうごうぐうだいぶ)になつた大森鍾一氏は官吏は威容を整へなければならぬといふので...
薄田泣菫 「茶話」
...時を移さず皇后宮大夫(たいふ)は御前に呼び出された...
薄田泣菫 「茶話」
...皇后宮大夫は二三度お辞儀をしたと思ふと...
薄田泣菫 「茶話」
...皇太后宮大夫入江子爵が...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...金葉集にも秋隔一夜(あきひとよをへだつ)といへる事をよめる 中納言顕隆みそきするみきはに風の涼しきは一夜をこめて秋やきぬらん百首歌の中に秋立心をよめる 春宮大夫公実とことはにふく夕くれの風なれと秋たつ日こそ涼しかりけれの外に水風暮涼といへる事をよめる 源俊頼朝臣風ふけは蓮(はす)の浮葉(うきは)に玉こえて涼しくなりぬひくらしの声といふ夏の歌を載せたり...
正岡子規 「すゞし」
...兄君の兵部卿の宮とか中宮大夫などが参殿し...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...東宮大夫(たゆう)などという大臣の兄弟たちもいたし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また朝になってから中宮大夫(だゆう)とまた多くの殿上役人が来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いづこより秋は行きけん山里の紅葉の蔭(かげ)は過ぎうきものを中宮大夫...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中宮大夫(だゆう)を初めとして殿上役人...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中宮大夫もただ今まいられます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...去年下宮大夫(しもみやたいふ)臥病の節は御上屋敷迄も御出之由...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」その九十二此丁丑正月の菅茶山の書に所謂「下宮大夫臥病」云々は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...春宮大夫(とうぐうのだいぶ)範光という人から来た手紙の反古裏に書いたものである...
吉川英治 「随筆 新平家」
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