...爬虫類(はちゅうるい)の標本室(ひょうほんしつ)へ引返した...
芥川龍之介 「早春」
...この待合室に出入(しゅつにゅう)するいろいろな人間を物色しはじめた...
芥川龍之介 「父」
...地下室までおりていって...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「いいなずけ」
...私はT先生の其処にゐることなどは忘れてしまつて見むきもしないで下にかけおりるなり真暗な教室に荷物をとりにはいりました...
伊藤野枝 「嘘言と云ふことに就いての追想」
...その私室の前には...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...気に入りのボーイに軽い朝食を自室へ持ってこさせ...
江戸川乱歩 「影男」
...寢室の戸をあけて廊下を覗いて見た...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...婢(じょちゅう)は室(へや)の中へ体を隠した...
田中貢太郎 「水面に浮んだ女」
...夜はおそくまで執筆(一室一人一燈のよさだ)...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...浴場の女中は大きな鍵でその室毎(へやごと)の錠を明けて...
田山録弥 「浴室」
...奥に一室と二階に二室ある...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...」室代のたまってる家主は彼女に言っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...病室内は死んだやうに活気がない...
北條民雄 「続重病室日誌」
...ちやうど居合はせた同室の者にガーゼを温めて貰ひ...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...室の三分通りまで...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...祖母の室へ遊びに往ッた...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...客室などでの遇目の古畫を...
吉川英治 「折々の記」
...わたくしはいつもいっている通り室の津へ帰りとうて帰りとうてならないのではございませんか……...
吉川英治 「黒田如水」
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