...実証的な従って実践的な根本特色を以て貫かれている...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...と云うのは、この場合の文献的精神、引用の精神は、実証的な、実験的な、技術的な、そして実践的な、規格を遵奉せざるを得ないものであって、事物の一片と雖も単なる文献と引用だけでは片づかないことが初めから明らかだからである...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...学問性は夫のもつ真に実践的な規定を...
戸坂潤 「科学方法論」
...実践的な模写説は哲学概論的な所謂模写説とは非常に異ったものなのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...又実践的な歴史理論の地盤の上に立つ処の...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...従って又歴史は本当に実践的なものとして把握されることが出来ない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...夫々に対する実践的な態度も決定しようがない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そういう実践的な視角からしない批評は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...知らず知らずに非実践的なものの概念に変化させたものは...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...哲学が政治的実践的な標尺に沿うて動いていることの結果に外ならない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そしてこの自我とは外でもない行為的・実践的な事行(Tathandlung)そのものに外ならぬ(カントに於ける実践理性の優位がこれ)...
戸坂潤 「辞典」
...つまり諸主観を超越する客観的なものへの実践的な食い入りと...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...認識論の実践的な課題の一つは...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...人柄は実践的なヒューマニストであった...
豊島与志雄 「三木清を憶う」
...実践的な覚え書凡そ分析なるものは...
中原中也 「詩に関する話」
...アリストテレスにあっては実践的なるものの分析そのものさえもが究極は観想的なるものへの方向において行なわれているということである...
三木清 「科学批判の課題」
...実践的な概念であることがそれを示している...
三木清 「危機における理論的意識」
...我々は思想の危機にあたって理論的なものが実践的なものに推移してゆくのを見た...
三木清 「危機における理論的意識」
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