...句伝実実記などをよんだ時...
泉鏡花 「いろ扱ひ」
...かれはまた第二軍の写真班の一員として従軍した原杏花(はらきょうか)の従軍記のこのごろ「日露戦争実記」に出始めたのを喜んで読んだ...
田山花袋 「田舎教師」
...事実記事や予報記事までがあまりデカデカと新聞に載り過ぎるので...
戸坂潤 「社会時評」
...徳川実記は十月十三日)...
野村胡堂 「十字架観音」
...田沼実記を冒頭の鶴争ひから紅白饅頭を刀の尖に突刺して田沼某源左衛門を揶揄するかの焼香場を経て本懐後の水門の別れるまでをいと懇切に主演したは...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...私の愛読した『檜山実記――相馬大作』など「百猫伝」で知られた桃川如燕(じょえん)の速記だったとおぼえているが...
正岡容 「我が圓朝研究」
...もはやここまでくると『檜山実記』の是非善悪より...
正岡容 「我が圓朝研究」
...ひきつづきいくつかの形で二・二六実記が出て来たし...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...こんにちあらわれる二・二六実記と称するものをよんでさえ...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...(しらべ中)『敗走千里』(八月五日送)送品目録 *は購求*『支那事変実記』『神々は渇く』(不許)*『山谿に生くる人々』『リカアドウ』*『冬物語』Red star over China 不許*『批評精神』*『フランス...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...然るに徳川実記に拠れば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その外(ほか)は手近にある徳川実記(紀)と野史(やし)とを参考したに過ぎない...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...『扶桑怪談実記』という本と『西播怪談実記』という本を若いころ読んだ...
柳田国男 「故郷七十年」
...わざわざ自分の筆写した『西播怪談実記』を送って下さった...
柳田国男 「故郷七十年」
...『怪談実記』にはシナの本からとったような部分もあるように覚えている...
柳田国男 「故郷七十年」
...『西播実記』の中に...
柳田国男 「故郷七十年」
...『吾妻鏡(あずまかがみ)』や『鎌倉実記』と比較して...
柳田国男 「山の人生」
...実記にも、二十四五歳のころより、やや尋常の分別がつくようになった、と書き続けてあるが、それでもなお、正史にあるような称讃の辞句はみられないし、格別いちじるしい治績というものもあげてはいない...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
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