...厳として実有が各々を意志する...
上里春生 「傾ける殿堂」
...その教の内容はあくまで生の充実有の完遂というものを目標にするのは当然である...
田辺元 「メメント モリ」
...革命といふものが事実有つて見れば...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...それとの比較によって私が私の欠陥を認めるところの何らかいっそう完全なる実有の観念が存しなかったならば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...しかしたぶんこの実有は神ではないかもしれない...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そして最も完全な実有の...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなわちこの上なく完全な実有の観念をば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...神をば存在を離れて(すなわちこの上なく完全な実有をば最大の完全性を離れて)思惟することは私にとって自由であるのではないから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...第一のかつ最高の実有は存在すると結論せしめるに十分であるからである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...三観念の客観的実在性(realitas objectiva ideae)ということによって私は観念によって表現されたものの実有性(entitas)を...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そして何よりも神あるいはこの上なく完全な実有の本性はかかる性質のものである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...読者がこの上なく完全な実有の本性の観想に長くまた多くとどまるように...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...しかしこの上なく完全な実有の概念のうちには必然的にして完全な存在が含まれる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...それを事実有りのまま書いたのでは...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...始めから全くかかる写実を無視し物それ自身が有する本質的なる実有相を...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...直ちに物それ自体の実有相を表現する...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...マキタ」通信員は事実有つたに相違ない此の事実の意味を説明して...
二葉亭四迷 「露都雑記」
...或ひは実有科学論に依つて証明し――といふ風に様々な人々に依つて歌はれ...
牧野信一 「歌へる日まで」
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