...かえって宝井宗賀(たからいそうが)と云う御坊主(ごぼうず)のために...
芥川龍之介 「忠義」
...同じ俳人仲間の宝井其角(きかく)が...
薄田泣菫 「茶話」
...俳人宝井其角が棲んでゐたやうに...
薄田泣菫 「茶話」
...頃は元禄十四年師走(しわす)半ばの十四日に宝井其角(きかく)が着ていたような妙ちきりんな十徳(じっとく)みたいなものを引っ掛けて私にネラわれているとも知らず...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...宝井其角(きかく)と云ういでたちで奥から現れた老人は...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...宝井其角(たからいきかく)の家にもこれと同じような冬の日が幾度(いくたび)となく来たのであろう...
永井荷風 「妾宅」
...宝井其角が「三囲(みめぐり)」の発句を詠(よ)んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...宝井其角でせうが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...或ひは宝井其角や英一蝶の墓なども拝まれた...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...さうして「伊東陵潮」とか「神田松鯉」とか「桃川燕楽」とか「宝井馬秀」とか...
正岡容 「寄席風流」
...殿より預りし磯部家の重宝井戸の茶碗を典蔵盗み出して破壊し...
三木竹二 「明治座評」
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