...あなたは宝の珠(たま)のように...
有島武郎 「ドモ又の死」
...あなたは泥(どろ)だらけな宝の珠だわ...
有島武郎 「ドモ又の死」
...年老いしこの商人(あきびと)も近つ代の栄の王者、幾人の小僧つかひて、人の見ぬ土蔵の中にきづきたり、宝の山を...
石川啄木 「詩」
...二つの宝の鍵を包んで...
海野十三 「少年探偵長」
...宝のかくし場所への道がひらくんだぜ」「どんなふうにするんだい...
海野十三 「超人間X号」
...大和唐招提寺にある国宝の修繕をするに就いて...
薄田泣菫 「茶話」
...ヒスパニオーラ号はもう宝の島をさして航海を始めていたのである...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...この船はじつに日本にとっては宝の入船で...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...あの人を見ようと思ってるのじゃないかね」孫も阿宝のことで自分をからかっているということを知っていたが...
田中貢太郎 「阿宝」
...東照権現(とうしょうごんげん)もそれを掘り出した」「なるほど」「宝の山に入(い)りながら手を空(むな)しゅうしているというのはこのことではないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...使いつくしてはじめてお宝の有難味を知るなんて...
中里介山 「大菩薩峠」
...実(げ)に子宝の尊きは...
福田英子 「母となる」
...家へ電話したら東宝の橋本から電話ありし由...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それから人間の力ではとてもこの宝の庫に侵入することが出来ないことを知っていましたので...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...2850夜昼(よるひる)貰った宝の事を...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...その前の三宝の上に父の骨箱の白布が小さく見えた...
横光利一 「旅愁」
...張宝の幻術を内心怖れている兵がたくさんいるらしく見えたからであった...
吉川英治 「三国志」
...そして七宝の玉座のお方こそ女神のきみか...
吉川英治 「新・水滸伝」
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