...甚だ合衆国は宜しくない(拍手)...
大隈重信 「平和事業の将来」
...遊ばせ過ぎたりするのは保健に宜しくない...
辰野隆 「愛書癖」
...この際看護婦の口から妙子のことなどが世間へ洩(も)れては宜しくないし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ああして置いては宜しくないから何とかして身を固めさせよう...
谷崎潤一郎 「細雪」
...お体のために宜しくない...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...それはよほどハイカラです、宜しくない...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...評判の宜しくない五十男が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お身持が宜しくないので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは甚だ宜しくない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その後西洋流の書を読んで生噛の宜しくない事を知(しっ)て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...大した事ではないと思っていた父の病気は其後(そのご)甚だ宜しくない...
二葉亭四迷 「平凡」
...植物学を指して本草学というのは最も宜しくない...
牧野富太郎 「植物記」
...實は甚だ宜しくない...
南方熊楠 「詛言に就て」
...畏つて直に馳せ参ずることとなるのは宜しくない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それを急いで認めることはどうも宜しくないかと思ひます...
森鴎外 「假名遣意見」
...二人が茅ヶ崎へ移つてから更に病勢が宜しくないと云ふので...
森田草平 「「青白き夢」序」
...殊に官営の宜しくない事はその官権を以て反対の思想を暴力的に圧伏することです...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...宜しくない者が一名できてしまいました...
吉川英治 「新書太閤記」
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