...とにかく宜しくないです...
石川欣一 「山を思う」
...日本には宜しくない...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...甚だ合衆国は宜しくない(拍手)...
大隈重信 「平和事業の将来」
...心得が宜しくないからといって...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...議會政治が宜しくない...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...みだりに政客的放慢心を以て小器大善を論ずるのは宜しくない...
中里介山 「生前身後の事」
...それはよほどハイカラです、宜しくない...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...評判の宜しくない五十男が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身持が宜しくないので客が寄りつかず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「あんたはご機嫌が宜しくないようですな...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...どうか頭(てん)からこきおろしたりはしないで頂き度い! 別れ際に悪口を浴びせるのは宜しくないことぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...宜しくないとは云いながら...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その根本の道徳論が宜しくないと云ふのではない...
福澤諭吉 「明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説」
...大した事ではないと思っていた父の病気は其後(そのご)甚だ宜しくない...
二葉亭四迷 「平凡」
...畏つて直に馳せ参ずることとなるのは宜しくない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二人が茅ヶ崎へ移つてから更に病勢が宜しくないと云ふので...
森田草平 「「青白き夢」序」
...言いよられた者が容易迅速に降参するのは宜しくないと指摘している...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...貴方様も胃のお工合が宜しくない...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
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