...宜しく孔子の志を以て志と爲すべし...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...人事宜しく射(しや)の如く然るべし...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...貴族の注意を集めるように宜しくやれと...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...宜しく同病相憐れむべきであるが...
高浜虚子 「発行所の庭木」
...そんな恰好(かっこう)をしていては宜しくない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...宜しく想像すべきである...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...君は宜しく市民の人氣に背かないやうに甘く遣るべしだ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...君は宜しく市民の人気に背かないやうに甘く遣るべしだ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...宜しく言ってくれって...
豊島与志雄 「或る夜の武田麟太郎」
...お母様に宜しく申し上げて下さい...
豊島与志雄 「運命のままに」
...どうか宜しく頼む...
豊島与志雄 「生あらば」
...宜しく言っといてくれたまい...
豊島与志雄 「道標」
...許すに臨んでまず体育運動も宜しく男女同様たらしむべし...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...何分宜しくと言って引合せたので...
永井荷風 「申訳」
...○人猥※を好まば宜しく猥※の戒むべき事を論ずべし...
永井荷風 「猥褻独問答」
...二十余通の茶山の書に一としておさよどのに宜しくを忘れたのは無い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...知らないのですが、宜しく言つて、そして死んだことを知らせてくれと云ひました...
クスミン Mikhail Alekseevich Kuzmin 森林太郎訳 「フロルスと賊と」
...宜しくみだりに自ら菲薄(ひはく)し...
吉川英治 「三国志」
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