...ヴィルプール地方の婦人は色白く世界にも定評のある典型的な美人が多いと言うのであったが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...しかしある定評のある名前を知ってるだけで満足し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...世に定評のあるその手腕とは...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...遊び手として定評のある人たちであった...
中村地平 「南方郵信」
...テクストにはオマルの原作として定評のあるものだけを厳選し...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...不信心と不徳によって知られた定評のある人物で...
久生十蘭 「無月物語」
...――少くとも彼の最大傑作であると定評のある...
堀辰雄 「小説のことなど」
...これ以上定評のある新聞はない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ユウモラスで定評のあるカルーゾーにひやかされて...
三浦環 「お蝶夫人」
...天下一品と定評のあるパティの「ホーム・スイート・ホーム」をこの耳ではっきりと伺い...
三浦環 「お蝶夫人」
...すでに定評のあるものを読むようにしなければならぬ...
三木清 「如何に読書すべきか」
...ヴィンデルバントの『哲學概論』は概論中の白眉として定評のあるものであり...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...しかも純粋小説であるという定評のある原因は...
「純粋小説論」
...おまえが適任じゃと考えて依頼するんじゃ」「よろしゅうございます」「女傑(じょけつ)と定評のある千歳の女将が...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...その人物はかねて世上に定評のあるものだし...
吉川英治 「三国志」
...二天性火の如しという定評のある張(ちょうこう)だった...
吉川英治 「三国志」
...信玄の頭脳の最もすぐれたものという定評のある通貨制度...
吉川英治 「新書太閤記」
...古来定評のある所である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索