...それ故(ゆえ)新潮社の翻訳は定評があるとか...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...例えば島崎藤村は今日は押しも押されもしない大作家の定評がある...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...妖刀として定評がある...
豊島与志雄 「怪異に嫌わる」
...性質(たち)の悪いことにおいて甲州街道の雲助は定評がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...ヴァイオリンではビクターのエルマンが定評がある(JE一六三)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...原作よりもずつと善いといふ定評がある...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...仏蘭西語の訳詩者として定評がある...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...「あなたの聰明さや優しさは既に村でも定評があるんですから...
「鏡の中の月」
...しっかりした人という定評があるのだそうですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...名判官という定評がある...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...温和なことにも定評があるし...
山本周五郎 「日本婦道記」
...その節義の士たることすでに天下に定評がある...
吉川英治 「三国志」
...質素なものだという定評がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...専(もっぱ)ら「ことばあれども徳行の添わざる僧」という定評がある...
吉川英治 「源頼朝」
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