...宙ぶらりんになってしまったのはなぜだか判らないのであった...
海野十三 「ある宇宙塵の秘密」
...そしていつまでも宙ぶらりんの状態がつづく...
海野十三 「宇宙の迷子」
...陸橋の下に宙ぶらりんになってしまって...
海野十三 「火星兵団」
...彼は宙ぶらりんになっていた...
海野十三 「火葬国風景」
...あのときのことですネ」「すると今度はイキナリ宙ぶらりんになっちゃった...
海野十三 「崩れる鬼影」
...借金とは宙ぶらりんな僕の肉體だ...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...宙ぶらりになって...
直木三十五 「南国太平記」
...宙ぶらりんの状態であることを極度に恐れた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...一本の綱で宙ぶらりんになっているその女なのだった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...こんなところで宙ぶらりんになっているのはかったるくてしょうがないから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...社会の奴等はみな宙ぶらりんでゐる...
北條民雄 「道化芝居」
...いとしのビートリスは宙ぶらりんの状態に違いない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...宙ぶらりんという地獄...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...宙ぶらりんで私どうしていいかわかんないから...
三好十郎 「肌の匂い」
...しばらく宙ぶらりんに吊した恰好で...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...自分の決心を永久に宙ぶらりんにしておくことを欲していたから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こんな天と地のあいだの宙ぶらりんのような世界...
山川方夫 「ジャンの新盆」
...宙ぶらりんになってしまうことはないですかね...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
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