...「官省」とは、国の政府機関や省庁のことを指す...
...父親が官省に勤めているので、時々大変そうだと聞いていました...
...日本の官省は、厳密な役割分担がされています...
...官省に問い合わせをすると、その問題について調べてくれます...
...彼は官省で重要な職掌を担っている...
...私は今日諸官省学校等に散在せる所謂解放せられたる多数の職業的婦人よりも我々の祖母の多数がその脈管中により多くの血を有し...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「婦人解放の悲劇」
...政府中に教部省社寺局のごとき宗教に関する官省なく...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...当時の官省は旧思想の人物を以て充たされていたから...
大隈重信 「東洋学人を懐う」
...官省、学校、病院、会社、銀行、大商店、寺院、劇場なぞ、焼失したすべてを数え上げれば大変です...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...諸官省が、今の司法省と電車道を隔てて一所にかたまって立派な建築をするとなれば壮観であろう...
高浜虚子 「丸の内」
...官省の建物のような大きな建物がきた...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...ここにいる若い外人は大抵官省や会社に勤めている技師のようであったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...今はもっぱら陸軍その他官省の請負を業とし...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...官省に見きりをつけて...
豊島与志雄 「塩花」
...彼女はある官省に職を求めようとした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」小島男爵というのは老人が勤めていた官省の次官で後に大臣にもなった...
永井荷風 「春雨の夜」
...父が勤めていたある官省の属官の娘で...
夏目漱石 「行人」
...官省や宮殿を新築しなければならなかった...
蜷川新 「天皇」
...(六月二十日)ある人諸官省の門番の横着(おうちゃく)なるを説く...
正岡子規 「墨汁一滴」
......
宮沢賢治 「疾中」
...大臣は居ても官省(くわんしやう)が無い...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...彼女は自分の勤めている官省のN課長とやってきました...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
...太田ミサコはタクシーのクッションにもたれて官省広場の並木道を疾走していた...
吉行エイスケ 「女百貨店」
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