...官服を着用する必要がある...
...彼は華やかな官服を着こなしていた...
...官服を着ると気分が引き締まる...
...式典には正装の官服が必要となる...
...官服に関する規定が改正される可能性がある...
...すっかり官服も帽子も奪いとられて...
海野十三 「火星兵団」
...警官服の怪人は、さびしいやしき町を、いそぎあしで歩いていきます...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...とりあえず官服を着て勤める...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...その翌日の午後一時に、通常官服を着た、人品卑しからぬ中年の一人の官吏がポゴレーリツェフの別莊にあらわれて、自分はパーヴェル・パーヴロヴィチ・トルーソツキイにたのまれた者だがと名乘り、うやうやしくクラーヴヂヤ・ペトローヴナに、彼女名あての一通の封書を手渡した...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...官服として貂の皮を着ることがある...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...巡査(じゆんさ)はそれでも直(す)ぐに官服(くわんぷく)を着(き)て被害者(ひがいしや)と一緒(しよ)に現場(げんぢやう)へ來(き)て見(み)て伐(き)られた穗(ほ)の數(かず)を改(あらた)めて手帖(ててふ)へ止(と)めた...
長塚節 「土」
...官服の巡査ともども...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...官服のあからがおをしたえらそうな人がはいってきた...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...恐いのか! 兄弟官服を踏んづけ...
波立一 「五月一日」
...銀の唐草模様(アラベスク)の文官服を着た公使館の書記官...
久生十蘭 「だいこん」
...お揃いのように紺サージの背広を着た男が二人と官服の警官が一人...
久生十蘭 「肌色の月」
...その朝非常線を通ったのは総監の内容なのか官服なのか...
久生十蘭 「魔都」
...官服の寸法と剣帯の鋳型彫(クリシュ)を...
久生十蘭 「魔都」
...僕は官服を着ていたというのかね」「左様」「これは不思議な話になった...
久生十蘭 「魔都」
...これが彼の官服をも犠牲用の器をも捧げて歩いたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これにカブレて軍人までが官服を嫌うようになったそうである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...私が来ました時にも官服や私服の連中が...
夢野久作 「一足お先に」
...虱(しらみ)のわいているような一張羅の官服で...
吉川英治 「三国志」
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