...この箱は最もローマ宗と国教宗に多し...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...そのギリシア宗と称するゆえんは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...非国教二宗ともにギリシア宗の名称を用う...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...日本の近代醫術は日本の近代科學の大宗と謂はれる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...禪宗と肖像畫との間に特殊の關係あるにあらざるなり...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...浄土真宗というものから尻が来ましょうぜ...
中里介山 「大菩薩峠」
...このむさくろしき兵士らは仏光国師の熱喝(ねっかつ)を喫(きっ)した訳でもなかろうが驀地に進むと云う禅機(ぜんき)において時宗と古今(ここん)その揆(き)を一(いつ)にしている...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...「おい、何か、いゝニユースはないか?」「ないねえ‥‥」「何か、べらぼうに収入のある途といふものはないかねえ」「まア、国宗と俺とで、二人組にでもなるかな‥‥」「二人組か‥‥まア、それも長続きはしないな...
林芙美子 「愛する人達」
...南海道の禪宗と云へば紀伊の法燈國師の外...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...この猿猴栄次を宗としたものにちがいない...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...禅宗とはいうも、禅は宗派ではないのである...
柳宗悦 「工藝の道」
...少くとも日本人の中に福沢宗と曰(い)ふべき一党を形造れり...
山路愛山 「明治文学史」
...「たしかに、吉宗とは別人...
吉川英治 「江戸三国志」
...そして些少(さしょう)ながら内金としてと、銀子(ぎんす)五十両ずつも持っていけば」「おうっ、あとは聞かないでも分った!」晁蓋(ちょうがい)以下、みな手を打ったことだし、当然、戴宗としても、この妙策には異存がない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...心から茶の中に浸って宗と対い合った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...兵法の大宗といわれる老龍(ろうりゅう)を自己の剣下にひざまずかせてみたい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この態度はいわば開国と改宗とを結びつけるものであって...
和辻哲郎 「鎖国」
...仏々正伝の大道をことさら禅宗と称するともがらは仏道を知らないのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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